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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十七話 ジブリール逃亡
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ぞ!!!!」

ユウナの見苦しい言葉にシンは拳を握り締める。
こんな奴の茶番に付き合ってやるほどシンはお人よしではない。

シン「うわあああああ!!!!」

ユウナの胸倉を掴んだまま、ユウナの顔面に拳を叩きつける。
軍人であるシンの拳を受けたユウナは壁に叩きつけられ、鼻が奇妙な形になっていることから鼻の骨が折れたのだろう。

シン「言え!!ジブリールは何処だ!?何処にいる!!?まだあんな奴を庇うのかよ!!?」

ユウナの胸倉を掴んでジブリールの居場所を吐かせようとするシン。

ユウナ「し、知らない!!僕は本当に知らないんだ!!」

シン「てめえ!!オーブの国民の命がかかってるんだぞ!!」

ユウナ「本当だって!!たしかにうちにはいたけど…今は!!」

シン「…っ!!」

ユウナ「あっ…でもひょっとしたら、屋敷の地下シェルターにいるかも…」

シン「何だと!!?」

ユウナ「パニックルームだよ。前大戦の後にパパが地下に作ったんだ…」

シン「な…っ!?ジブリール…自分だけ安全な場所に…!!ジブリールはセイラン家にいるんだな!!?」

ユウナ「た、多分…」

シン「くそ!!」

かつてオーブ国民である自分はセイラン家の場所は知っている。
こういうところでオーブ国民であったことが活かされるとは何の皮肉だろうか?
シンは急いでセイラン家へ向かう。









































ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスと戦闘を繰り広げているアレックスの元に通信が来た。

アレックス「ん!?」

シンからの通信にアレックスは即座に通信を繋ぐ。

シン『アレックス!!ジブリールはセイラン家にいる!!俺は今からセイラン家に向かいます!!』

アレックス「何!?シン、待て!!レイ、クレア。この場は任せたぞ!!」

アレックスはレイとクレアにこの場を任せると、セイバーをMA形態に変形させ、セイラン家に向かう。





































デスティニーを飛ばしてセイラン家付近に辿り着いたシンはすぐさまセイラン家を探す。

シン「確か…ここら辺のはず…」

幼い頃の記憶を頼りにセイラン家を探すシン。
しかしセイラン家の地下からシャトルが発射された。

シン「え!?」

シンが発射されたシャトルを見ると同時にアレックスも到着した。

アレックス「あれは、セイラン家の紋章…シン!!ジブリールはあのシャトルの中だ!
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