暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0591話
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「出来れば、お前に軍を統括して欲しいんだが……無理だろう?」
「当然だ。私は姫様の騎士なのだから。この件が終わったらシャドウミラーに所属させて貰おうと思うが……構わないか?」
「お前程の腕利きならこっちとしても大歓迎だよ。だが、機体はKMF以外となる。何しろ、機体性能差が激しすぎるからな」
「……そうなのか?」
「ああ。俺が以前乗っていたランドリオンとガーリオン。あの2機が完全に時代遅れの産物だと言えば分かるか? ランスロットで最低限の性能だと思ってくれればいい」
「……」

 さすがにそこまでの技術格差は予想外だったのか、思わず沈黙するギルフォードとクラウディオ。

「何しろ、シャドウミラーが大量生産出来る無人機が大体そのくらいの性能だからな。もちろんそれは純粋な機体性能であって、パイロットの技術で覆る事もある。だが、考えてくれ。ランスロットと同レベルの性能を持った無人機が……それも枢木スザク程の操縦技術は無いにしても、かなり高性能なAIが操る機体が100機、500機、あるいは1000機と群れで襲い掛かって来る光景を」
「……地獄、ですね」

 クラウディオが真っ青な顔をして呟く。

「分かってくれればいい。それとこんな話をしておいてなんだが、出来ればグラストンナイツには新しく作る国家の軍隊に入って貰いたい。幾ら何でも、全機が無人機では話にならないしな。その無人機を操る人間というのは必要だ」
「すぐには返事を出来ません。政庁に戻って他の皆に相談してみたいと思います」
「ああ、そうしてくれ。……さて、大まかな話はこれで終わりだ。色々とまだ教えていない事もあるが、それに関してはこれから徐々にだな。まずはそれぞれに頼んだ事柄をしっかりと頼む。特にギルフォード、お前に頼んだ黎星刻との接触は可及的速やかに頼む」

 こうして、俺達のギアス世界で新国家を作りあげるための暗躍が始まる。
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