大切な家族を再び持った日
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目を覚ますと、知らない天井が見えた。
(ここはどこだ?俺は今まで何をしてたんだっけ?)
そうして、暫くぼーっとしていたら、カラッという音がしてそちらを向いた
大人や子供が5人ほどいた。目を覚ましたことにびっくりしているのか目を大きく開けていた
「えっと……。」
声を上げようとするが、
「やっと目を覚ましたよ。」「よかったぁ〜。」
など喜びの声をあげていた。そして、
「君はどうして、うちの前に倒れていたんだい?」
という疑問が出ていた。だが、
(俺もわからないんだよなぁ。というか、)
「何があったのか覚えてないです。というか、ここはどこですか?」
男性は驚いた表情をしていたが、
「ここは、翠屋って言うんだが、知らないかい?」
「すいません、わからないです。」
というと、全員が考え込んだ。
(俺は、今まで何をしてたんだっけ?)
と考えていると、不意に子供のもっている宝石が気になった。
「ちょっとその宝石ってどこで見つけたんですか?」
「え?これは〜……。」
「美由紀、返してあげなさい。」
「はぁい。これあなたのよ。落ちてたから拾っておいたの。」
そういうと、俺に宝石を返してくれた。
すると、(パパ、)という声が聞こえた。
(どこからだ?)と思い周囲を見てみるが誰もこえをあげていない。
不思議に思うが、二回目の声で分かった。
(パパ、私を二回触ってください。)
声の言うままに宝石を触る…
すると、突然宝石が輝きだし、部屋を光で染める
光が収まると、そこには、黒髪の見たことがある少女がいた。
「やっと会えました。パパ。パパ!」
泣き笑いの表情でおれに抱きついてきた。
止める間もなかったのでしがみつかれる。
「えっと……、パパって?」
そう美由紀?さんがいうと、
「パパはママと一緒に私を救ってくれました。
だから、パパです。」
(ママ?そういえば、あの世界で俺は………)
「ぐっ、あ、す、な、 うぁぁぁぁぁぁぁぁ」
全てを思い出した俺は思わず絶叫してしまう
「パパっ、パパっ!」「どうした!?大丈夫か!?」
こえをきくが理解できずにそのまま、意識を失った。
士郎side
「なにがどうなっているんだ。」
黒髪の少年は絶叫して意識を失い、
少女は、少年に泣きついている。
「あなた、この子……。」
「ああ、このまま放っておくわけにもいかんし、
きょうは、泊まらせるか…。」
そういうと、全員がほっ、という顔をしている。
まずは、明日だな…
明日のことをおもいながら、眠りについた。
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