第2章
戦闘校舎のフェニックス
第54話 頂上決戦です!
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ールドを包む。
避けたライザーの下へ、イッセーは背中の噴出口から魔力を噴き出させ、ライザーに突貫する。
『「ここだっ!!」』
『「うぉっ!?」』
『『\』』
ライザーは間一髪のところで避ける。
避けられたイッセーはそのままフィールドに突っ込む。
上手く減速できなかったようた。
『「なんだ!この力と速さは!」』
ライザーが驚くのも無理はない。
それだけ、今のイッセーの力と速さは驚異的なものだった。
しかし、イッセーはこの短時間でどうやってあれだけの力を手に入れたんだ。
ましてや禁手(バランスブレイカー)をだ。
ゲーム中に…いや、あの時手に入れた力は譲渡だけだった。
つまり、イッセーが目覚め、ここに来るまでの間に手に入れたと言う事になる。
(……イッセー、お前は一体何をやったんだ…)
俺が訝しげんでいる間も激しい戦闘が行われていた。
『「本当に不愉快なクソガキだ!!今の貴様はただの化け物だクソガキ!!」』
今のライザーはイッセーを恐れ始めていた。
いや、もっと前にライザーはイッセーに恐怖を抱かされていた。
ゲームの最後、ライザーは突然激昂し、イッセーを殺そうとした。
ライザーはあの時、イッセーの全く衰える事のない戦意がこもった目で真っ正面から見られ、畏怖した。
その事にライザーは怒ったのだ。
今もイッセーの強大な力に畏怖し、その事にイラついていた
『「火の鳥と鳳凰、不死鳥(フェニックス)と称えられた我が一族の業火、その身で受け燃え尽きろ!!」』
『『[』』
『「テメエのチンケな炎で俺が焼かれる訳ねえだろ!!」』
炎を纏ったライザーと赤い鎧を着たイッセーが激突し、赤いオーラと炎がフィールドを縦横無尽に駆け巡る。
『「ぐわっ!?」』
力の激突を制したのはライザーで、イッセーはフィールドに叩きつけられた。
『「……鎧がなかったら…これがあいつの力だって言うのか…」』
『『Z』』
『「怖いか!俺が怖いか!お前は赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)がなければ、ただのクズだ!」』
ライザー・フェニックス、ここまでとはな。
「……イッセー兄…」
「……信じろ、あいつを…」
不安そうに、イッセーを見ている千秋に、ただ、信じろと告げる。
『「はぁぁぁっ!!」』
『「でやぁぁぁっ!!」』
イッセーは籠手で、ライザーは炎を纏わせた拳でお互いに殴りあった。
『『Y』』
『「……ぐ…ごふぁっ…」』
イッセーの兜から吐血による血が吹き出た。
相討ち、だが、ライザーには再生の力が…。
『「ふふ!その程度…がはっ!?…」』
(なっ!?)
ライザーも吐血をした。
その事実にこの場にいる全員が驚愕していた。
吐血すると言う事はライザーの再生の力が働いていないと言う事になる。
『「……き、貴様…何をした
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