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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
12 気障〜The accidental encounter is necessity.
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「明希、本当に大丈夫なの?」
「ああ、パチュリー。俺を心配してくれるのかい?嬉しいよ」
「は?え?」
明希は私に近付き、ハグをした。明希が近い明希の匂いがする明希が明希が明希が…!
「え、ええっと、す、すけこましになるく、薬だった…」
「エ、エリー!何で、そそそんなものを…!」
「デ、デビルツリーがて、手にはいってつ、ついデビルツリーを使う魔法薬、をぜ、全部…」
デビルツリー!?幼稚園で苗を植え替えたあの!?デビルツリーの出す蜜って人を惑わす効果があったわね。まさかそれを応用した魔法薬があったなんて…
「す、すぐに解毒、薬を作る…け、けど時間がかかる…」
「何で最初から作ってないのよ…」
「げ、解毒薬は、デビルツリーからはつ、作れない…」
「って言うかいいいい加減に離れなさい!みみ皆が見てみるわ!」
「ああ、ごめん。嬉しくてつい。そしてパチュリーがあまりにも抱き心地が良かったからさ。というか皆が見ていないところならいいのかい?」
「へ、あ?あ、揚げ足をとらないで!」
「おお!」「明希が面白いことになってる!」
面倒なことにレイとレウが野次馬にやってきた。
「全然面白くないわよ…!」
「そうだ!解毒薬が完成するまで」「街の方に行ってこいよ」
「いいのかい?」
「いいよいいよ」「その方が面白そうだし」
「じゃあ、行こうかパチュリー」
「え、ちょっと…!」
明希は私をお姫さまだっこをして街の方に向かっていった。
〜〜〜〜回想終了。長くてすいません〜〜〜〜
「あれ?明希にパチュリーちゃんじゃない」
「街中で大胆なことをするわねぇ」
イ、イヤ〜〜〜〜!まさかこんなタイミングにこんなところでお母さん達に出会うなんて〜〜〜〜!
二人とも手を口に当て微笑まないで!これには深淵より深い理由があるから!
「お、お母さん!あ、明希は今魔法薬のせいでおかしく…!」
「明希とパチュリーちゃんはいつからラブラブになったのかしらねぇ?」
「シェルさんまで!と言うか話を聞いて…!」
「ふふふ、孫の顔を見る日はそう遠くないなもね」
「フラウ、邪魔しちゃ悪いから私達は行きましょ?」
「そうね。二人とも、頑張りなさいよ」
言うだけ言ってお母さん達は去って行った。ああ、後でどうなるのかしら…
………………………………………
…………………………………
……………………………
お昼時。明希が目敏くもカップルだと割引になってケーキが付いてくるというカフェを見つけたのでそこでお昼を取ることにした。
「はい、あーん」
「うぅ……あーん…」
ただ、その時に選べる料理が決まっていてなおかつお互いに食べさせるという条件付きだった。監視体制もバッチリであーんをしないという考
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