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バカとテストと召喚獣ing
最終話 バカとテストと召喚獣〜Second Story〜
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止められない」
「でも校則だよ?代表」
このままじゃ霧島は校則を破ってしまう
「大丈夫私たちは恋愛じゃない」
「え?じゃあ友達?」
その質問に答える代わりに霧島はある紙を持ってきた。
「もう私たちは夫婦だから恋愛なんて域はとっくに超えている」
霧島が出したのは依然騙されて書いてしまったときの婚姻届である。

「うががががががっ」
そのとき話を聞いていた明久とムッツリーにが幸せ税として雄二の口に料理を詰め込んでいた事は目に見えているのでここも省略しよう。

「で、瑞樹ちゃんはどうするの?」
工藤が姫路に質問すると、姫路と島田の様子がおかしいことに気がついた
「恋愛がだめなら、翔子ちゃんのように婚姻届を成立させちゃえば、万事解決です。フフフ明久君。どんな手を使ってでも書かせますからね♪」
「ウチが瑞樹より先にアキにその婚姻届って奴に名前を書かせればアキはウチの物になるのね。フフフ。覚悟なさいアキ!!」
時既に遅し。というのはこの事であるのだろう。2人の思考回路は既に霧島版にアップデートされていた。







そして二次会もそろそろ終わりそうな頃。雄二は何故か僕の夢の話をし始めた
「そういえば、明久」
「何?雄二」
「お前は一体どういう夢を見たんだ?」
それを聞いた明久はついむせてしまった
「それをどこから?姉さんか?」
「とにかくしゃべっちゃえよ」
目の前では殺気マックスで2人が明久を見つめていた
「分かったよ。僕が見たのはね」
そこから明久の夢の話が始まった。
急に転校することになった話。文月学園の清涼祭の話。木原の学園籠城事件の話。全てを話した。それで自分が何を思ったのか。本当全てを皆にさらけ出した。「言え」といわれたからもあるだろう。でもどこかで「言いたい」というのもあったのではないのだろうか


「それで?本当に転校の話が来たらどうするつもりなの?」
明久の話が終わって暫く沈黙が流れていた空気の中最初に話したのは美波だった。その答えに明久は即答で返した。
「なんとしても文月学園を去ったりしない。でも、もし行くとしてもそのときはちゃんと皆に言うよ。こんな大事な話はちゃんと相談しないとね」
と明久がいうと姫路は苦笑いしていた。

「昨日今日で学んだことは一杯あったよ。それにとっても楽しい時間だった。正直姫路さんを引き止めた事が正しかったのかは今の僕には分からない。でも将来は今の延長だから、姫路さんがFクラスにいても姫路さんの努力がちゃんと報われるように僕はちゃんとサポートするつもりだよ。皆と一緒に過ごせるのは後1年ちょっとだけど、その間に一杯思い出を作って大人になってもこうして皆で集まってバカやっていくのが僕の今の夢かなぁ」

あの半年は結局夢であって現実には無かった
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