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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
10 成長〜He gradually realize her mind.
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のに宿の予約に海の場所確保。一体どんな魔法を使ったんだか。
不意にちょんちょんとパチュリーに背中をつつかれた。
「これ、背中に塗って…」
「エ、エリーに頼めば…」
「エリーはさっき海辺にしか生えない植物を見に行った」
「わ、わかったよー…」
パチュリーは敷物にうつ伏せになってビキニの紐を外す。
「パ、パチュリー!?」
「ビキニは邪魔でしょ?」
パチュリーはクスクスと笑った。もしかしたら確信犯かもしれない。
瓶から液体を手に取り、両手で擦り合わせてパチュリーの背中に触った。
「ひゃ!」
「へ、変な声を出すなよ」
「ちょっと冷たかったのよ」
パチュリーの肌は見た目通り弾力があり、吸い付くような手触りだった。
「まんべんなく塗りなさいよ」
首の後ろから段々と肩、肩甲骨とゆっくり塗っていく。背中を触られてくすぐったいのか時々ピクッとなる。
そしてようやく塗り終わった。
「終わったよ…」
「ん、ありがとう(エリーに植物の事を言っておいて正解だったわ)」
ビキニの紐を結び、パチュリーは椅子に腰かける。
「あれだねぇ、何時までも子供じゃないんだよなー」
今日は特にそう思う。パチュリーが同じ部屋で同じ時間に産まれたと思ったらあんな事件が起きて。パチュリーは子供だと思っていたら、もう見た目は…うん、色々成長したし…
「どうしたの急に。厨(中)二病?」
「発症したかも。ほら、中学生だから」
ニィとお互いに冗談を言い合う。
「お!皆こいよ!すっげぇ美少女がいるぞw」
突然、日焼けして金髪サングラスのDNQ男がパチュリーを見て大声を出した。
「うは!」「マジそそるわーw」「ねぇねぇ、俺達といいことしない?」
わらわらと虫のようにDNQ男どもが湧いてきた。
「…そうねぇ、この男と戦って勝った方にご褒美。なんてどうかしら?」
パチュリーは俺の目を一瞬、だが強く見て、DNQどもに提案する。
「やった!」「話わかるねぇ!」「そこのひ弱そうなやつ!」「けがしてもしらねぇなからな!」
四人のDNQ達は一斉に俺に向かって殴りかかってくる。だが、俺は厨二の如くニヒルに笑ってそのまま動かずにいた。
「はっはー!こいつビビってる…ぜ…?」
四人のパンチは俺の顔や腹に確かに当たった。普通だったら痛いに違いない。
「いってー!なんつー身体だこいつ!」
だが、俺は魔力を身体中に流し身体強化を施していた。おかげで痛くない。むしろ彼らが痛がった。
彼らは普通の人間だ。普通の人間に遅れなどとりはしない。
「ヒャッハー!汚物は消毒だぁ!」※明希
流石に身体強化した身体で殴ると相手を殺してしまうかも知れないので俺は一人ずつ投げ飛
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