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Fate/EXTRA IN 衛宮士郎
狩人の襲撃
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ってきた。

投影開始(トレース・オン)!!」

バーサーカーよりも、素早く剣を投影すると、まるで、セイバーのような無駄のない動きでバーサーカーの攻撃を受け流す。
何度も攻撃されては、エミヤシロウは、投影した剣で何度も受け流した。

「衛宮君………アンタ、なんて魔術を……」

そんな光景を見て、顔を真っ青にする遠坂。驚きを越えて恐怖すら感じたのだろう。
本来、人間がバーサーカーの攻撃を防ぐことすら奇跡に近いのに、エミヤシロウが手にしているのは、聖剣、勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
分を超えた魔術は身を滅ぼす。
いつか、遠坂やアーチャーが言っていたが、今のエミヤシロウは、無意味に見える。同じ人間としてわかるんだ。
エミヤシロウがたたかっているのは、バーサーカーなどではなく、挑んでいる相手は、自分自身。
限界を越えて、敵や自らも騙しうる完全無欠のイメージを作り上げること。

「ぎ、くう、ううああーーー」

投影する剣の創造の理念を鑑定を
基本となる骨子を想定し
構成された材質を複製させ
制作に及ぶ技術に模倣し、
成長に至る年月に共感し
蓄積された年月を再現し
あらゆる工程を凌駕し尽くし
ここに幻想を結び剣と成す

「あ、あれは………!?」

「シロウ!!」

そして、エミヤシロウの手に完成した剣があった。だけど、手にしているものを見て、エミヤシロウの体の力が抜けていくのが見てわかる。

(当たり前か………)

ただでさえ、宝具の投影には体力がいるのに、それを連続で何度もしたら、立っていることすらできなくなる。せっかくの剣も使いこなせる奴がいないのなら意味が…………

「シロウ、手を!」

俺の考えをよんだかのようにセイバーはエミヤシロウの元へと走り出した。

「わたしなら使える!!」

「セイバー!」

エミヤシロウの元に着くとセイバーも剣を握る。バーサーカーが迫り、手にしている斧剣を振り下ろす中

「我が呼び声に答えよ!!汝の名は」

勝利すべき黄金の剣(カリバーン)が斧剣を切り裂きバーサーカーを貫く。そのまま、剣から放たれた光が森の木々を突き抜け、空の雲を貫いた。














































《二回戦 4日目》

気がつくと、一度見たことのある保健室の天井が目に入った。なんで、ここに寝ているんだ?

(俺は確か……………)

直前の記憶を探ってみる。敵のアーチャーから逃げるため、アリーナに逃げ込んでそれから……………あっ。

(そうだ、アリーナで敵の攻撃を受けたんだっけ…………)
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