第五章 StrikerS編
第百五十七話 『決戦(1) フォワード陣の戦い』
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を構える。
もう砕かれることはないはずだ。
「そうだよね、アウル!」
《はい。私はもう砕かれることはありません。私を信じてください、マスター》
「うん。いくよ!」
《はい!》
それで僕は片方の盾を掴む。
「クライスブーメラン!」
盾を放ち、
「………噛み砕け。クラッシャーバイト!」
放った盾とトレディの蛇の顔の武装が衝突する。
蛇は盾を噛み砕こうと歯を伸ばすが、
「無駄だよ! アウル!」
《回転を上げます!》
魔力によって回転速度を上げて摩擦を起こさせて弾く。
そして盾は僕の手に戻って装着される。
「よし! 砕かれていない!」
「………驚きました。レンさんのデバイスはかなり頑丈になられたのですね。ですが…ランさん」
ラン姉さんが前に出てバルムンクを構える。
そして赤い魔力が立ち上り、バルムンクはサードモード…魔力大剣モードに変化する。
本来ならフェイトさんのザンバーモードのように青白いザンバーのはずが今は赤く染まっている。
これはきっと改造されちゃったんだね、バルムンク…。
「………さぁ、耐えられるものなら耐えてください」
「うぁあああああーーー!!」
ラン姉さんがバルムンクを横薙ぎに振るってきた。
それを僕は、
《プロテクション・ギガントス》
パワードの上を行くギガントスでなんとか防ぎきる。
でも、すごい衝撃だ。
「アウル、大丈夫…?」
《平気です。それよりアブソープを開始します》
「うん。ここからは持久戦だから頑張ろう、アウル!」
《はい!》
二人を相手に僕は勝たなきゃいけないんだ。
そしてラン姉さんを救い出す!
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