第五章 StrikerS編
第百五十七話 『決戦(1) フォワード陣の戦い』
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アウルの魔改造の一つの成果である。
これは僕の魔力で浮かんでいるのでガス欠になったらピンチになるけど移動する際だけの魔法なのでそんなに魔力使用量も激しくない。
見れば、フリードも竜魂召喚で巨大化しエリオ君とキャロちゃんを乗せて飛行している。
スバルさんとギンガさんもマッハキャリバーとブリッツキャリバーを駆り走っている。重くなったって聞いたけどそんな気配は見せていないので頑丈だな、と思った。
唯一走りでティアさんがついてきているけどそれでも充分早い。常日頃からの体力訓練の賜物だね。
士郎さんとキャスターさん、ヴァイスさんはヘリからは飛び降りずにヘリの警護をする、そしてもしもの時のための予備戦力というらしい。
だから僕達だけでやらなきゃいけないんだ。頑張ろう!
◆◇―――――――――◇◆
Side トレディ
『………チンク姉様。あちらから数人かが向かってくるよ』
オットーの通信に私は即座にレンさん達が来たと思った。
「ケッ! 上等だぜ! チンク姉、セカンドはあたしが相手をするぜ」
「気をつけるんだぞ、ノーヴェ。正面から迎撃ってくるということはそれだけこちらに勝つ自信があるということだ」
「大丈夫だって!」
「そんならノーヴェと一緒にあのオレンジとも相手をするッスよ。ディードはどうするッスか?」
「でしたら私も一緒に付き合わせていただきます」
………セカンドと幻術使いの子にはどうやらこの三人が挑むようですね。
姉としましては心配ですが、頑張ってもらいたいですね。
「ところであのちびっ子二人と飛龍は…」
ウェンディがそうオットーに聞くとオットーが通信で、
『あの二人はルーテシアお嬢様が相手をしてくださるそうです』
「………でしたらレンさんのお相手は私とランさん」
「ファーストの相手は姉の役目ということだな。あの時の決着をつけるのもいいかもしれないな。ではいくぞ! 姉に続け!!」
「「「「「おう(はい)!」」」」」
チンク姉様の言葉とともに私達は挑んでいった。
◆◇―――――――――◇◆
Side ギンガ・ナカジマ
キャロとエリオ君があの時の紫の髪の召喚士の少女を追っていったところで、私達は今離れるのはまずいと思った。
でもその時、私とレン君・スバルとティアナの間にあの時の眼帯少女のナイフが突き刺さり爆発を起こした。
それによってスバルとティアナとは分かれてしまった。
そして私とレン君の前には眼帯の少女と、あの時のトレディという少女、そしてランの姿があった。
その瞳には光が宿っていないのでやはり洗脳されていると踏んだ。
私達で助けないといけないわね。
「ラン姉さん! きっと助けるからね!」
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