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ドリトル先生と京都の狐
第五幕その二
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に迷ってね」
「うん、そうしたらね」
「大変なことになるからね」
「今はだよね」
「ここで皆一緒にいた方がいいね」
「動かないで」
「そうしよう。長老さんは絶対にこの山におられるし」
 そしてだというのです。
「僕達の前に来てくれるよ」
「よし、それじゃあね」
「今はね」
 皆も応えてでした、そうしてです。
 皆は今はその場に留まることにしました、動かずに。
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