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ヘタリア大帝国
TURN144 戦争の後その二
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 カナダは目立たなかった、だが。
 彼も妹と共に頑張りそしてだった。
 デカラヴィタとブラックホークも彼等と共に出来ることをした、クマ二郎も一応いてカナダは目立たないにしても太平洋の一員として生きていった。
 中帝国は議会を開き退位したシュウ皇帝の次の皇帝の下にリンファとランファがそれぞれ首相、副首相として位置した。
 リンファは内政、ランファは外交を基本として担当し中帝国を太平洋四大国の一国として繁栄に導いていった。
 香港とマカオ、彼の妹達も中帝国にいてその発展に貢献した。
 中国は妹と共に国の軸にいて働いていった、中帝国はまさに真の意味で繁栄何度目かの黄金時代に入った。尚ハニートラップは情報局長官となり辣腕を振るった。
 ガメリカはダグラスが大統領となりハンナ、クー、キャロル、ドロシーの四長官が彼を支えていった。ルースは回復し楽隠居に入った。
 軍は太平洋艦隊司令長官になったドワイトの下にキャヌホーク、キャシー、クリス、イザベラの名将達を率いてガメリカ軍をこれまで以上の軍にした。
 アメリカは妹と共にダグラスを支え自分達の国を世界屈指の国のまま繁栄させた、太平洋四大国としても揺るぎない地位を手に入れた。
 日本帝国は帝の下に首相である伊藤がいるこれまで通りの体制であった。要人達もその顔触れは変わらなかった。 
 海軍は東郷、陸軍は山下がそのままいた、そして。
 外相は宇垣、内相は五藤、科学技術庁は平賀のままだ。宮内省はハルがいてこれまで通り目を光らせている。尚宇垣と平賀は結婚した。
 東郷は連合艦隊司令長官も兼ね秋山は大将、参謀総長として留任した。田中も元帥、副司令長官兼潜水艦隊司令長官のままである。彼は今も東郷にとって代わってやると力説する日々である。
 陸軍と海軍はそのまま統合されなかった、山本は引退し新妻であり看護士に戻った古賀と所帯を持ち悠々自適の生活に入った。
 小澤、南雲、コーギー、アストロ猫、手長猿、パンダ、〆羅は提督として留任した。福原は台湾軍、平良は韓国軍の軍事顧問としてやはりそのままだった。
 台湾も韓国も独立し兄妹で国家を形成していった、両国は他の太平洋諸国と共に目覚しい経済発展を遂げていった。
 太平洋各国の発展はまさに日の出の勢いだったが日本は特にそうだった、日本と彼の妹は自国の経済発展に目を微笑まさせた。
 その日本がビーチでくつろいでいる東郷に声をかけた。
「長官、そろそろです」
「ああ、そうか」
「では今からですね」
「行くか」
 東郷は寝椅子から起き上がった、そのうえで言う。
「結婚式にな」
「外相と科学技術庁長官、そしてですね」
「山本さんと古賀ちゃんのな」
 二組の結婚式にだというのだ。
「出るか」
「そうしましょう。ですが」
「宇垣さんも爺さんも古風だか
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