いい武器(確信)
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
飛行機が墜落した地点から少し離れたところに高茂達は立っていた。
飛行機は機体が真っ二つになり、田んぼには色んなものが散乱していた。食料、武器、弾薬、何かの資料など様々であった。
「こりゃあ、軍関係の飛行機だったんかね?」
高茂が言う
「だろうな。落ちているものからそう答えが出るのも間違いない。何か使えるものがないか探してみよう。彼らにはもう不必要なものだ。それに、屍共が今の音で惹きつけられているかもしれんからな。早めに行動したほうがいい」
壮一郎が言う
「そうですね。各自、使えるものを探してください。武器、弾薬、なんでも松戸さんはストライカーをこっちに持ってきて下さい。」
「了解だ。」
そう言って松戸はストライカーに向かった。その他は使えるものがないかを探していった。数十分後、それぞれが集まって見つけたものを置いた
〜拾ったもの〜
弾薬×3(箱)
食料(非常食)×5
武器×4丁
と拾ったものはあまり良いとは言えなかった。他の物は燃えていたり、落ちた衝撃で壊れていた。無傷なものがあっただけでもありがたかった
「思ったより見つかりませんでしたね〜」
琴美が言う
「これだけ残っていたとしてもまだ良い方だろう。」
冴子が言う
「冴子の言うとおりだな。後はあの飛行機の中か・・・・」
そう言って高茂が飛行機の方を見る
「武蔵ちゃん、飛行機の中に入るつもりなの?」
小百合が言う
「周辺でこれだけなら、後は中の方に賭けるしかないでしょう。幸い、まだ燃えてないですし、時間との勝負ですよ。」
「うむ。武蔵の言うとおりだな。これだけでは足りない気がするしな。危険は承知の上だ。私と武蔵で見てこよう。」
荘一郎が言う
「ですね。女性陣はここで警戒しててください。ちょっくら行ってきます。」
そう言い残して二人は飛行機に向かう
〜機内〜
中に入ると機内はめちゃくちゃだった。
「うへ〜思ったより、酷いことになってますね。」
「うむ、そうとう衝撃が強かったのだろう。む?」
「どうしました?おじさん。」
「うむ、この瓦礫のところに何かありそうな気がしてな。」
一見ただのがれきのような感じがしたが、妙に膨らんでいた。まるで、何かが下に埋れているような感じであった。
「確かに何かありそうな感じですね。ちょっと調べてみますか。」
そう言って二人で調べてみた
〜数分後〜
「これは・・・・」
「こいつは・・・・・」
二人はそこにあったものに驚いた。
そこにあったのはM1エイプラムズだった。現代の米軍の主戦力とも言える戦車であり世界最強とまで謳われたものだった。そんな戦
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ