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転生者が歩む新たな人生
第56話 ネギ逃亡
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。幸い君は「英雄の息子」だ。本国で再修行するなりすれば「立派な魔法使い」にきっとなれる。影ながら応援しているよ」

 もう話すこともないんだろう。瀬流彦先生とガンドルフィーニ氏は連れだって出て行く。

 まぁ、ネギの主張を認めたせいでオコジョ刑が確定しているんだ。そう長く話したくもないんだろうな。気持ちはわかる。と言うかその辺をネギに言わないのは個人的に尊敬できるわ。

 オレ?

 瀬流彦先生達一緒に退室するよ。高畑氏が残っているけど、ネギと長くいたくもないしね。他の3−Aの生徒も気になるしね。



 さて、ネギと一緒に拘束された3−Aの生徒と話す。

 まず、桜咲。事前に木乃香が話していたので、概ね納得はしているようだ。この一月二月の間でネギと仮契約をしてるらしいが、まぁこの子は木乃香と一緒にいれさえすれば良いんだろうから、当たり前か。

 次に古(クー)。超と仲が良かったせいかテロリストだというのを認めない。ついでに記憶消去も受け入れない。なので国外追放になるが、ネギと一緒に魔法世界なり、母国の中国なりで生きて行くんだろう。一応中国の組織には魔法関係者だと言うことは伝える予定だ。

 長瀬。今回の件はあるがままに認め、その上で裏世界で生きて行くつもりらしい。まぁ、実家は日本異能協会所属の忍びの一族なので、記憶消去をする必要もない。もっとも実家からは再修行させるので、麻帆良から戻すという要望が届いているので、麻帆良から転校というカタチになるだろう。

 元図書館組の3人。こっちの言うことを聞きやしねぇ。図書館探検部の実質的な廃部に追い込んだこともあってか、こっちのいうことを疑ってかかって話しにならん。ネギに付いて行くの一点張りで、それに対するデメリットとか伝えようにも伝わらないので、もうどうにもならん。3人ともネギと仮契約してそれを破棄するつもりもないようなんでネギに任せよう。

 神楽坂。ギャーギャーうるさい。ネギの処遇もそうだが高畑氏のオコジョ刑が気に入らないらしく、騒がしくて話しにならん。話しにならんのでこのまま国外追放だな。「完全なる世界」に狙われるかも知れんが、こんな状態じゃぁ手助けもできんわ。ネギの従者なんだし、ネギが守るだろう、きっと。

 疲れる話し合いを終えて報告に戻る。



 二度とゴメンだと思いつつ報告していると、「ネギが拘束されている3−Aの生徒らを連れて脱走」という情報が流れてくる。

 高畑氏が呪文封印処理済みの部屋の鍵をかけずちょっと部屋を出た隙にネギが逃亡、拘束されていた3−Aの生徒と次々に合流し、そのまま世界樹の魔力溜まりの場所へ。そこから超と同様足取りが消えた−−−間違いなく航時機で時間移動したんだろう−−−らしい。

 なお、桜咲のいた部屋には木乃香
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