第2章
戦闘校舎のフェニックス
第53話 緋色暴れます!
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」
「お、お兄様!?」
「流石は魔王様ですな。面白い趣向をお考えになる」
「ドラゴン使い君」
「は、はい!」
「この私と上級貴族の方々にその力を今一度見せてくれないかな?」
「……はい」
イッセーは二つ返事だが、部長が止めに入る。
「イッセー、止めなさい!」
そんな部長をライザーは手で制し、前に歩みでる。
「このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せしましょう」
ライザーもやる気のようだ。
「さて、ドラゴン使い君、勝利の対価は何がいいかな?」
魔王の言葉に非難の声が出始める。
「サーゼクス様!?」
「下級悪魔に対価などと!?」
だが、魔王は譲らない。
「下級であろうと、上級であろうと、彼も悪魔だ。こちらから願い出た以上、それ相応の対価は払わねばならない。何を希望する?爵位かい?それとも絶世の美女かな?さあ、何でも言ってみたまえ」
イッセーの答えは決まっていた。
「……部長を…いえ!リアス・グレモリー様を返してください!!」
イッセーは高々と言う。
「ふふ、いいだろう。君が勝ったらリアスを連れて行きたまえ」
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