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インフィニット・ストラトスの世界に生まれて
転生男子と学園祭 その二
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脳ミソにチリチリとした何とも言えない感覚がある。
サイレント・ゼフィルスの狙いは俺たちのようだ。
ライフルの砲口がこちらを向いている。
まあ、二人で動いている俺たちの方が的がデカいんだからそれも当然か。
ビームが俺たちに向かってくる。
回避が間に合わない。
そう感じた俺は、左手からセシリアを解き放つ。
俺から離れて行くセシリアが何かを叫んでいるが構っている暇はない。
ビームがすぐそこに迫っているのだから。
それにセシリアに怪我でもされたら一夏のことだ、俺がいながら怪我させたとか怒りそうな気がする。
原作の一夏は福音戦で箒を守るためにシールドエネルギーがゼロにもかかわらず自分の身体を盾にしていたくらいだしな。
俺は左手を盾代わりにビームを受けると、装甲表面は燃えているかのように真っ赤になり、ビームは装甲を内部へと侵入した。
ビームは左手を貫通することはなかったが、装甲の一部は溶け落ちていた。
火はついていないようだが内部で何かが燻ってでもいるのか煙が見える。
ツンとした刺激臭が鼻に付く。
若干左腕に痛みを感じるがそんなの気にしていられない。
俺は右手に持っていたライフルを構えなおすと、申し訳程度に応射するがすべての攻撃がシールドビットによって防がれる。
サイレント・ゼフィルスが動いたかと思うと、俺たちの間を突っ切るようにしてオータム様の間近に降り立ち、六機のビット兵器が機体から放たれると、俺たちを牽制するかのように配置された。
オータム様を助けだしたサイレント・ゼフィルスは再び空へと飛び上がると来た方向と思われる方角に飛び去っていく。
この場から離れていくサイレント・ゼフィルスの姿を見たセシリアが追跡しようとしていたが、ラウラに諫められていた。

地上に降りた俺はISを待機状態に戻す。
ISの左腕は損傷してしまったし、修理が終わるまで山田先生の補習を受けるのは出来ないだろうな。
今回は撃墜されないだけ良かった。
セシリアとラウラに左腕の具合を見てもらうために医務室に行くと言って俺はこの場を離れた。

学園祭も終わりとある日の放課後。
教室の自分の机に突っ伏していた俺の名を呼んだ人間がいた。
それはクラスメイトの女子で理由を尋ねてみれば、その女子は教室の入口を指差している。
指差す方向を見れば入口から顔を覗かせていたのは、のほほんさんだった。
一緒のクラスにいたはずなのに何ヵ月も会っていない気分になる。
俺が久しぶりと言うと頬を膨らませてむくれられ、俺はのほほんさんの機嫌をとるためにお菓子を奢るハメになった。

のほほんこと布仏本音。
俺の元クラスメイト。
着ている制
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