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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第326話】
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元を歪ませる襲撃者――まるでラウラを嘲笑するかの様に笑っていた。


「貴様……何故それを知っている!」

「言う必要も無ければ答える必要もない。 ……では私は先にこいつを連れて戻らせてもらう」


 そう言ってオータムを乱暴に掴むと、一気に急上昇――それと共に急加速でその場を離脱していった。


「あぎゃ、オーバーブースト使いやがったな。 ……まあいい、さて……俺様は暫くお前らの相手をしてやる――」


 そんな男の言葉を遮る様に、荷電粒子砲による一撃が俺の横を通り抜けて男の機体へと迫る。

 直撃――かと思えば、男は盾を呼び出し、その盾が展開すると放たれた荷電粒子砲のエネルギーをそのまま吸収した。


「あぎゃ、そこそこ威力の高い荷電粒子砲か……」


 そう言って空を見上げる男の視線の先には、白式を纏った一夏がそこに居た――。
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