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幸せな夫婦
第二章
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べ物だ。南海線のすぐ側にある商店街によく売られている。二人はその商店街に行くつもりなのだ。やけに細長く何処までも続く商店街でかつては闇市であった。
「それでおかず二つ」
「あとはお味噌汁。そこにお漬物があるから豪勢やね」
「安くしてもご馳走はでけるねん」
 真理であった。
「それをやりくりするのがまた楽しくてや」
「ほんま凄いわ、そういうのって」
 静江はまたしても感嘆の言葉を漏らす。芳香のそのやり繰りに感服しているのだ。

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