プロローグ
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サイバトロン戦士であるボリスは複雑な気分であった。
「まあまあ。そんな難しいことは考え無い方がいいぞ。」
そこへ、新たな人影が現れる。それは緑がかった黒色のボディを持つ、三頭身の忍者を思わせるロボットだった。
「君は?」
「私は隠密忍者・獲?駄賀亜枝擢(NダガーN)。頑駄無軍団所属の忍だ。気軽にNダガーと呼んでくれ。」
こうして、チームが全員揃った。
「で。この後はどうするんじゃ?」
「確か、行き先の世界の神が迎えに来る事になっているハズだ。」
玄の疑問にそう答えるACトレイン。すると、新たな人影が現れた。それは、なんとTF神であった。
「待たせたな、君たち。」
「え?何故あなたが?」
トランスフォーマーであるボリスが困惑する。そんな彼にメイが聞いた。
「ボリス、知ってるのか?」
「知ってるも何も、俺たちトランスフォーマーの世界の神さ。」
「トランスフォーマーの?」
「と言う事は、私たちはトランスフォーマーの世界に行く事になるのか?」
ボリスの言葉を聞いてそう解釈するNダガー。だが、TF神はそれを否定する。
「いや、君たちが行くのは『ハイスクールD×D』の世界の一つだ。」
「なるほど。そう言う事か。」
「どう言う意味だ?」
納得した様子のメイにACトレインが聞いた。
「ハイスクールD×Dの世界は文字通り『神が死んだ世界』だ。ゆえに、お前が代わりに来た。そうであろう?」
「その通りだ。」
メイの言葉をTF神は肯定する。
「神が死んだ世界!?」
「それって大丈夫なのか!?」
それを聞いた他のメンバーが驚愕と共に叫んだ。そんな彼らにTF神はこう言う。
「一応、各世界の天使が頑張っているから大丈夫だ。だが、問題は転生者だ。君たちの世界の神から聞いたであろうが、神々の転生者を減らす働きが裏目に出て、まともな転生者が減っていると言う話は聞いているな?」
「はい。」
「君たちの行くハイスクールD×Dの並行世界の一つもそうだ。ちゃんとした転生者は一人しか居ない。それ以外は全て悪質な転生者だ。」
「一人だけ!?」
味方の少なさに驚くメイ。だが、ボリス、玄、ACトレインそしてNダガーが言った。
「それがどうした。」
「例え味方が少なくても、正義の為なら戦わなくちゃあならないんじゃあ!」
「その通り!」
「それに我々は一人と言う訳では無い。」
「・・・そうだな。一人じゃないのなら、きっと大丈夫だ。」
不安を感じていたメイだったが、ボリス達のおかげで少し楽になった。
「では、ゲートを開こう。」
すると、TF神がハイスクールD×Dの世界へ繋がるゲートを
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