第十章
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」
「そや。あんたにとっては南海があれやろ」
今から願をかけにいく相手を話に出してきた。
「離れられん相手やな」
「ああ」
それを自分でも認める。実際に彼にとっては南海が絶対であった。これなしではいられなかった。
「子供の頃からや」
上を見上げて言った。秋の青く高い空がそこにある。雲もまばらで奇麗な空だった。
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