コードギアスR2
0589話
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した。隊長はこれからどうするのでしょうか?」
「俺はこのままエリア11に向かう。お前達が気にする必要は無い。もし何か用事があった場合は通信機を使って連絡する」
「はっ!」
俺の命令を聞き、敬礼をして去って行く量産型Wの背を一瞬眺め、俺も行動を起こすべく島の外縁にある砂浜へと向かって歩を進める。
「さて……まずはギルフォードと接触するか」
呟き、空間倉庫からASRSを内蔵して色々と技術班によって改造されたソルプレッサを取り出す。
……ちなみに、現在の空間倉庫の中にはニーズヘッグは入っていない。結局バリオン創出ヘイロウを使った改修がまだ完了していなかった為だ。現在技術班が頑張ってバリオン創出ヘイロウの解析や小型化、あるいはそれを使ったニーズヘッグの改修プランに張り切っている事だろう。……もっとも、それはシャドウミラーを率いている俺に対する忠誠とかそういう話ではなく、純粋に自分達の好奇心や知識欲を満足させるためだろうが。
その結果、取りあえず俺が持ってきた自分の乗機と言えばシャドウミラーの主力量産機であるエルアインスだったりする。
まぁ、メギロートを100機程度持ってきた以上は戦力的な不安は全くないんだが。何しろ、実質的には第8世代KMFと同様の機体性能を持ち、幾多もの星を攻撃してきた戦闘用のAIを備えたメギロートなのだから。
もちろんナイトオブラウンズと1対1で真っ正面から戦えば勝ち目は無いだろうが、メギロートは100機いる。それに最悪この100機全てが失われても、ホワイトスターに戻れば同数程度のメギロートはすぐにでも補充可能だ。
「……建国するにしても、また随分と大袈裟な戦力だよな」
あるいは、俺の持っているメギロートだけでエリア11にいるブリタニア軍程度なら駆逐できるだけの戦力を持っていると言ってもいいだろう。
「ま、そんな真似をすれば原作を知っている俺のアドバンテージが消えてしまうから、しないけどな」
呟き、ソルプレッサのコックピットへと乗り込んで機体を起動させる。
「まずやるべき事は、ギルフォードに手紙を渡す事……か」
ホワイトスターから転移する前に、コーネリアに渡された手紙。さすがに俺だけの言葉でブリタニア軍から抜けろというのには頷かないだろうが、それがギルフォードが忠誠を誓っているコーネリアからの手紙があれば? グラストンナイツ共々こちらへと引き抜くのはそう難しくは無いだろう。
「さて……なら、早速行くとするかね」
呟き、僅かの助走でソルプレッサを離陸させ、エリア11へと機首を向けるのだった。
「……以前と比べると、随分活気が減ってるな」
政庁へと向かいながら、周囲を見回して呟く。
エキドナからの報告によると、現在のエリ
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