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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第325話】
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のはオータムの足がAICによって固定されてるからだろう。
「話を戻そう。 ……お前のIS、アラクネはアメリカの第二世代型だな。 何処で手にいれた。 言え」
威圧感のある言葉――だが、オータムは不敵な笑みを浮かべつつ。
「ヘヘッ! 言うわけねーだろうが!」
既にラウラやセシリアにも捕らえられてるというのに、妙に強気な態度が気になる。
「……ラウラ。 あいつの機体なら破損はしてるが更衣室に残ってる。 製造番号が分かれば何処で盗ったかわかるさ、これがな」
「ふむ。 ……ヒルトがやったのか?」
「……俺だけじゃないさ、楯無さんや……一応一夏のおかげみたいなものさ、これがな。 こいつのコアも奪取出来たのも楯無さんのおかげだし」
「ヒルトさん、お手柄ですわね♪ これで少しは貴方の評価が上がるのでしたらわたくしは嬉しく思いますわ♪」
心の底からそう思っている様な笑顔を向けるセシリア。
ラウラも――。
「ふむ。 よくやったな、ヒルト」
柔らかな笑みを浮かべ、俺を見つめてきた――と。
「ケッ! こんな所でイチャイチャしやがって――ヘヘッ、教えてやるぜ! さっきそいつは私に踏まれても反撃しなかったんだぜ? ギャハハハハッ! とんだドM野郎だぜ!」
人を馬鹿にし、下品な笑い声が辺りに響き渡る――と、それを聞いたセシリア、ラウラの両名は――。
「……うふふ」
「……ヒルトを踏みつけた――と?」
セシリアは小さく笑い声をあげるも、目が笑っていなく、ラウラに至っては先ほどよりも威圧感を放っている――その刹那、セシリアのスターライトmkVの砲口が光り、粒子ビームがオータム隣の地面を抉りとると共に、土が一部ガラス化していた。
「……!? て、てめぇ!? あぶねぇだろうが!?」
「あら? ごめん遊ばせ。 わたくしの銃は引き金が軽いのです。 次はうっかり、右腕を撃ち抜くかもしれませんわ」
冗談ではなく本気だろう――付き合いはまだ五ヶ月程だが、そんな俺でもわかるぐらい怒りを見せていた。
「ヒルトを踏んだ――と言ったな? ……いいだろう、その愚かな行為――生きてるのが嫌になるぐらいの尋問方法で貴様をいたぶるとしようではないか」
「なっ!? て、てめぇら正気か!? 人権ってもんを――」
「あら? テロリストが人権を主張するだなんてお笑いですわね。 ――ここはIS学園。 法律上、何処の国家にも属さず、この学園内では何をしても許されるのです。 ――もちろん、人としての礼節は持たなければなりませんが少なくとも貴女にこの学園で人権はありませんことよ」
にこりと微笑むセシリア――だが、笑
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