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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第325話】
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『現在寮近くの公園付近の様だな。 ボーデヴィッヒとオルコットの両名が光学迷彩を使用して上空から追跡している』
――という事は、あの二人の反応の所に行けば問題ないのか。
そう思っていると、ハイパーセンサーに二人の現在位置が表示された。
他にも、美冬&未来ペアが学園南を警戒し、シャル&鈴音が中央付近、篠ノ之が単独で北側、二年生三年生ペアが正門駅前近くで、教師陣が散らばって他に協力者が居ないかを探してるって感じか。
『わかりました。 では自分はこのままセシリア、ラウラの二人と合流致しますので――』
『了解した。 ……有坂、織斑はどうした?』
『一夏ならまだふらふら状態かと。 至近距離で閃光手榴弾を受けましたので』
『……了解した。 ……有坂、いざとなれば私と真弥も出る。 いいな?』
『了解しました。 では通信切ります』
そう言ってチャネル通信を切る。
『主君、公園までのルート表示だ。 空から行くのもいいが、ここは敢えて地上からではどうか?』
『ん? ……だな、下手に空を飛ぶよりは地上からのが良いかもしれない。 進行ルートのガイドライン、頼むよ』
『了解した』
『……ところで、マスターやら主君やら一定してないからどちらかにしてくれるか?』
『了解した。 ではこれから主君と呼ばせていただく。 主君、改めてよろしくお願い申し上げます』
『……ちょっと硬い言葉だが、まあいいか。 よろしくな、雅』
そう言うや、直ぐ様ハイパーセンサーに最適ルートが表示された。
そのルートに従い、第四アリーナを出て俺は地上から低空で移動した――。
――公園付近――
「動くな。 既に狙撃手がお前の眉間に狙いを定めている」
ハイパーセンサーで音声を拾い上げる――この声は、ラウラだ。
ハイパーセンサーのズーム機能で、ラウラ、オータムの二人を捉え、少し離れた空中にセシリアがスターライトmkVを構えて狙いをつけてるのが見えた。
「くっ……!」
「洗いざらい吐いてもらおうか。 貴様らの組織の概要、構成員諸々についてな」
六月以来の冷たい威圧感を放つラウラ――何処までも冷めた眼差しは、絶対零度を感じさせる。
「ラウラ! セシリア!」
「……ヒルトか。 よく来てくれたな――だが、何故打鉄を纏っている?」
「そ、そうですわ。 ……村雲はどうなさったのですか?」
「ちょい事情があってな、今預けて代替え機って訳で打鉄を使ってる」
「……成る程、了解した」
静かにラウラとセシリアは頷くと、二人はオータムへと視線を向け直す。
この間、オータムが逃げられなかった
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