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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第三話 蒼穹の剣士と月夜の姫君
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ジルベール「ナハト流?刹那!」
しかし、物凄い勢いで放たれた矢は、彼が消えたと同時に弾かれ、一瞬で間合いを詰められた
ジルベール「ここだ!」

ジルベールは思い切り抜刀しようとしたが

由花里「ふふっ、かかりましたね」

ジルベール「!?」

すでに由花里は弓を二つに分け、両方のフレームからフォトン刃が生まれた

ジルベール「これが奴の改造武器か!?」

そう、由花里の弓『月夜』は接近戦を想定として、弓の部分にフォトン刃が生成出来るように改造してある、つまり接近されても、これで近接戦闘が出来るのである

由花里「食らいなさい、三閃破煌撃!!」

ジルベール「ぐあああっ!」

斬り上げ、斬り下げ、突きの素早く強烈な三連撃を受けて吹き飛ばされ、ジルベールのシールドエネルギーが大幅に減った
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もう半分も切った…
そろそろ不味い…あと一回大技を受けたら確実にやられる…

ジルベール「ちっ…どうするか…」



観客席席では、白熱の試合に盛り上がっている中

キース、カリーナ、ユウリ、エルシアの四人は違った
いきなりジルベールが窮地に立たされて、心配になったのだ

ユウリ「ああっ!ジルさんが追い込まれた!」
カリーナ「ど、どうするのよ!このままじゃ負けちゃうよジル!」
と二人が慌てるが、エルシア、キースの二人はジルベールの表情を見て言った
エルシア「ジル君…笑ってる?」
ユウリ「へ?」
キース「あの野郎…この窮地を楽しんでやがる」

ジルベールの顔をよく見たら、口元が笑みを浮かべていた








強烈な技を与えることに成功した由花里は早くも勝利したと思い込んでいた

しかし、ジルベールの顔を見て、
由花里「ふふっ、私の技を受けて、おかしくなりましたの?」

ジルベールは笑っていた…

ジルベール「面白い…熱くなって来たぜ!」

そう言ってジルベールは居合いの構えに移し、抜刀した

ジルベール「ナハト流?烈風閃!」

抜刀したと同時に砂煙を起こしながら竜巻が由花里を襲った、しかし風であるためダメージはない

由花里「くっ!なんて風圧…」

しかし、次の瞬間、この風が熱風と変わったのである

その熱で由花里のシールドエネルギーが少しであるが減少した

由花里「まさか、テクニック?」

そう考えたが、違った

砂煙が晴れ、ジルベールが持っていた武器が違っていたのだ

フレームの部分が黒く光っており、フォトン刃の部分はまるで炎のような赤色で、蒼穹の剣士に似合わない色合いのダブルセイバーであった。
ジルベールは静かに武器の名前を言った
ジルベール「赤炎両刀?焔(せきえんりょうとう?ほむら)…行
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