二回戦開始
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子には有毒 が含まれている。種子を誤って飲み込むと中毒を起こし、量によってはけいれんを起こし、呼吸困難で死亡することがあるため注意が必要である
ケルトや北欧では聖なる樹木の一種とされている。
また、イチイの弓を作るという行為は、「森と一体である」という儀式を意味する。また、イチイは冥界に通じる樹ともされる。
花言葉は 心残り 悲しみ
「なるほど…………」
パタンと読んでいる本を閉じ、元の場所に戻す。情報をまとめると相手はケルトか北欧神話の出身で、毒などを使う英霊。しかし、これだけでは、真名を絞るのは無理だ。
ラニの頼みもあるし、今日はもうアリーナに向かい、相手に関わる物を探しに行くとしよう。図書館から出て階段を下ると
「あっ!衛宮くんいいところにいたわね」
「……………………」
藤ねえが立っていた。はぁ〜嫌な予感しかしない。
「実は、柿をアリーナに落としちゃって、お願い!見つけたら私に届けて」
いや、まだ何も言ってないんだけど……………どうしよう。断った方がいいよな。でも、怒ったら厄介なことになるのはめにみえてるし……………。
『マスター、私達が逆らえるとおもうか?』
(無理だよな……………)
渋々、承諾するという意味で首を縦に振ると
「じゃよろしくね〜!!」
藤ねえは何処かへ走り出した。相変わらず元気だな………。
《二の月想海 第一層》
アリーナの第一層は最初に来た時と変わらず、殺風景が広がっている。
幾つかのエネミーの影が見える。干将・莫邪を投影して切り込んだ。
一体目の箱のようなエネミーは単純ながら素早い攻撃を連発してきた。
回避と防御を使い分けつつ、急所を突いた一撃で消滅させる。すぐさま、干将・莫邪を消し
「投影開始」
新しい干将・莫邪を作り出す。
無意味なことに見えるが、これは、アーチャー曰く、
「戦いの中で投影した剣が壊れた時にすぐさま、同じ剣を投影して戦うことができるかどうか」
のトレーニングらしい。二体目の鉢型のエネミーは大振りの攻撃を連発してくる。冷静に攻撃を避けつつ、合間に隙の小さい攻撃で何度か攻撃し、倒すことが出来た。
先ほど同様、二本めを破棄して、
「と、投影再開」
三本目の干将・莫邪を作り出す。
三体目のワニの口のようなエネミーは防御体制を崩さず、此方の攻撃に対して反撃を行おうとする。
「同調開始《トレース・オン》」
干将・莫邪に強化の魔術をかけると刃渡り50cmぐらいの夫婦剣が、1m程の大きな双剣
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