番外ネタ その2 腹が減っても食う物は選べ!
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は、はやて達が帰ってくる前日の夕食時の事だ。何時もの様にくじで食事当番を決めるのだが、今回は全く別の人間が当選した。
「え? 私ですか!?」
そう、当選したのはシャマルだった。隊士達は既に意気消沈となり席に座り、まるで死刑宣告を待つ死刑囚の様な感じのオーラを放っていた。
散々な物を食わされたが為に隊士達の中には幻覚や幻聴を患った者も居たし、自決しようとした者も多数居た。この状況をどうにか打破しなければならない。でなければ武装警察真選組はお仕舞いになってしまう。
「お待ちどうさま。頑張って作ってみましたよ」
半ば自信無さげにシャマルが出したのは極ありふれた料理だった。白い飯に味噌汁。鯵の開きに納豆とのりと言う極々普通の食事だった。
だが、それを隊士達は涙を流してがっついた。見た目もそうだが味も問題はなかった。強いて言えば平凡な献立だったのだ。
だが、隊士達にはその平凡な献立がまるでご馳走の様に思えていた。
気がつけば誰もがおかわりを要求し、涙と鼻水が入り混じった食事を気にせずがっついている。相当なまでに飢えていたのが伺える。
「美味い! 美味いっすよシャマルさん! あんたはマジで俺達の女神様だぁ!」
隊士達が泣きながらそう豪語し、そして飯を食いまくる。その光景にちょっとだけ恥ずかしかったのか頬を染めてはにかむシャマルが居た。
「ま、辛うじて及第点ってとこだな」
「うむ、微妙な味付けだが食えない訳ではない。が、まだまだ修練が必要だな」
その横では。やっぱり上から目線で料理を食べる土方とシグナムが居た。ってか、あんたら。何でそんなに自信満々で居られるの?
と、心底そう思えていたりする。
こうして、はやてが居ない間の怒涛の三日間は終わりを迎える事となった。
その三日間を教訓として、真選組内に新たなルールが加わった。
1.土方、シグナム、沖田の三名には絶対に飯を作らせない事。
2.必ず食える物を出す事。
3.困ったらシャマルに頼め!
この三つが新たに局中法度に加えられる事となったのである。
おしまい
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