スーパーロボット大戦OG外伝
0588話
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まアルティスのラブシーンを見ているのは御免だったのか。
「そこまでにしてくれないかな? そろそろ僕としても火星に戻りたいんだけど」
「むっ、……すまん、フェイトにはいつも迷惑を掛けている」
「確かにね。君達は色々と面倒を起こしてくれているし、その後始末をするのは僕だよ。だから、悪いと思うのならテラフォーミング作業の方をしっかりと頑張って欲しいね」
強気なフェイトだが、実際に修羅の面々は魔法世界で色々と騒ぎを起こし、その度にフェイトやらその従者達やらが駆り出されているらしい事を考えると、無理も無いのかもしれない。
……そのうち、フェイトが修羅を傘下に収めたりしないだろうな?
「アクセル・アルマー。そろそろ用事も済んだようだし、僕も帰らせて貰うよ」
「ああ、ブルーマーズ計画の方は頼んだ」
「……アクセル・アルマー、レモン・ブロウニング。シャドウミラーを信じて良かったとつくづく思っている。この恩はいつか必ず返す」
「アルティス様を治療して貰って感謝する。私もこの恩はいつか必ず」
「兄さんを治してくれてありがとう」
「……感謝するよ」
アルティス、メイシス、フォルカ、フェルナンドの順にそう告げ、フェイトに率いられるようにして修羅の4人は出て行くのだった。
「で、アクセルはこれからどうするの?」
そんな修羅達一行を見送った後、改めてこちらへと声を掛けてくるレモン。
その表情には、特に用事がないようなら自分に付き合って魔法球に来いというのが如実に表れていた。
一応ニーズヘッグはレモンを始めとした技術班なら起動出来るようにはなったのだが、それでもT-LINKフレーム搭載機である以上は念動力持ちがパイロットをやるのが一番いいというのは当然だろう。特に今はバリオン創出ヘイロウの関係もあるしな。そういう意味では唯一の念動力持ちである俺を連れて行きたいレモンの気持ちも分かるのだが……
「悪いな。ギアス世界に行くというのをエザリアに話しておかないといけない。SEED世界とネギま世界の方に連絡していざという時に調整して貰う為にも、な」
一応今回のギアス世界での活動については前々から予想出来ていた事でもある。なので、ウズミや近右衛門にはそれとなく匂わせてあるから特に問題は無いだろうが……
「ふぅ。まぁ、しょうがないわね。コーネリアの為でもあるんでしょう?」
「ああ。コーネリアを俺達シャドウミラーに引き入れる時に結んだ約束……いや、契約に基づいた行動だ。……もっとも、あの時はコーネリアとこういう関係になるとは思ってもみなかったが」
「あら、もしかして後悔しているの?」
ジトリ、とした視線を俺へと向けてくるレモン。コーネリアやマリューと共に過ごすうちに、お互いを一生涯の相手でもある大事な存在
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