第4話 潜入せよ!エバルー屋敷
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着ている。
「お食事はお済みですか?ご主人様。まだでしたらごゆっくり召し上がってくださいね」
メイドになりきったルーシィがナツ達に言うがナツとハッピーはひそひそ話で話し出した。
「ど〜しよぉ〜!冗談で言ったのに本気にしてるよ〜!メイド作戦」
「今更冗談とは言えねぇしな。こ……これで行くか」
「聞こえてますが!!武ー、これ似合ってるよね!?」
メイドが冗談だと言われて、悲しむルーシィだが、今度は山本の方に向いて聞く。
「…………………よく、わかんねぇけどにあってると思うぜ」
「今の沈黙はなんだったのよー!!」
レストランで食事をした3人とメイド服に着替えたルーシィはどでかい屋敷の前にいた。
ナツは屋敷のドアをノックする。
「どちら様で?」
「魔導士ギルド、フェアリー……」
「しっ!静かに!すみません………裏口から入っていただけますか?」
「先ほどはとんだ失礼を………私が依頼主のカービィ・メロンです。こっちは私の妻」
「美味そうな名前だな」
「メロン!」
「メロンか……食いたくなってきたな」
「ちょっと!失礼よ!」
「あはは!よく言われるんですよ」
ナツとハッピーと山本の失礼な発言をルーシィが注意するが、本人はあまり気にしていないようだ。
「まさか噂に名高いフェアリーテイルの魔導士さんがこの仕事を引き受けてくれるなんて…………」
「そっか?こんなうめぇ仕事、よく今まで残ってたなぁって思うけどな」
「しかもこんなお若いのに。さぞ有名な魔導士さんなんでしょうな」
「ナツはサラマンダーって呼ばれてるんだ」
「俺は……なんもねえな」
「おお!その字なら耳にしたことが」
会話を終えて、カービィは真剣な顔をする。
「仕事の話をしましょう。私が依頼したい事はただ1つ。エバルー公爵の持つこの世に一冊しかない本『 日の出デイ・ブレイク』の破棄、または消失です」
「盗って来るんじゃねぇのか?」
「実質上他人の所有物を無断で破棄する訳ですから、盗るのと変わりませんがね………」
「驚いた………あたし、てっきり奪われた本かなんかを取り返してくれって感じの話かと」
「だが、20万払ってまで消したい本なんて……カービィさんにとって、その本は何なんですか?」
「どーでもいいじゃねぇか。20万だぞ、20万!」
「いいえ……200万Jお支払いします。成功報酬は200万Jです」
「にっ!?」
「ひゃ!」
「くぅ!?」
「…………それってどれくらいだ?」
ズゴンッ!
カービィの言葉を聞いてルーシ
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