第4話 潜入せよ!エバルー屋敷
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ルーシィ。
「要は屋敷に潜入して本を一冊持ってくればいいだけでしょ?」
「変態オヤジのな」
「そう、変態オヤジ。こー見えて、色気にはちょっと自信あるのよ。うふん」
「ネコにはちょっと判断できないです」
「言っとくけどこの仕事………アンタ等やる事ないんだから、報酬の取り分7、1、1、1だからね」
「ルーシィが1でいいの?」
「あたしが7よ!」
「ちょ、ちょっと待て………俺達、もやる事……ある………」
「何よ」
馬車。つまり、乗り物で移動しているため酔っているナツが口を開く。
「捕まったら助けてやる」
「そんなミスしません」
「魚釣りでもね、エサは無駄になる事多いんだよ」
「あたしはエサかいっ!」
「まぁまぁ、落ち着けよ」
ナツとハッピーがルーシィを弄り、ルーシィはそれに怒る。そして、山本はいつものようにルーシィを慰めた。
「着いた!」
「馬車には二度と乗らん……」
「いつも言ってるよ」
4人はシロツメの街に着いた。
「とりあえず腹減ったな。メシにしよ、メシ!」
「ホテルは?荷物置いてこよーよ」
「腹が減っては戦は出来ぬ、だろ?」
「あたしおナカ空いてないんだけどぉ〜、アンタ自分の『火』食べれば?」
「とんでもねぇ事言うなぁ。お前は自分の『プルー』や『牛』食うのか?」
「食べる訳ないじゃない!」
「それと同じだよ」
「ナツは自分の火を食う事ができないのさ」
「めんどくさー」
山本がルーシィに説明してルーシィはめんどくさそうな顔をする。
「そうだ!あたし、ちょっとこの街見てくる。食事は3人でどーぞ」
ここでルーシィは別行動をとる。
「なんだよ………皆で食った方が楽しいのに」
「あい」
「いいじゃねえか。俺達で行こうぜ」
ホテルに荷物は預けた3人はとあるレストランにきていた。
「脂っこいのはルーシィにとっておこっか」
「脂っこいの好きそうだもんね」
「おおっ!これすげぇ脂っこい」
「こっちに寿司を追加してくれ!」
ハルジオンで食べた時のような勢いで次々と料理を口の中へ運ぶナツとハッピー。山本は自分のペースで食べていた。
「あたしがいつ脂好きになったのよ……もう………」
「お!ルー……シィ?」
ナツが言葉を詰まらせた。
「ん?どうしたナツ………」
山本がルーシィをじっと見る。
「結局あたしって、何着ても似合っちゃうのよねぇ」
今のルーシィの格好はメイド服になっていた。ブロンドヘアをツインテールにして、メイド服を
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