第4話 潜入せよ!エバルー屋敷
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「いいトコ見つかったなぁ」
フェアリーテイルに入って家を見つけたルーシィはただいま入浴中である。
「7万にしては間取りも広いし収納スペース多いし、真っ白な壁、木の香り、ちょっとレトロな暖炉に、竈までついてる!そして何より1番素敵なのは………」
バスタオルを体に巻いて、ルーシィはある部屋に入ろうとする。そこには……
「よっ、ルーシィ」
「邪魔してるぜ」
「あたしの部屋ーーーーーーーーーーーーっ!!」
遠慮なしにお菓子を食べるナツと魚を食べるハッピー。そして、バットで素振りをしている山本がいた。
「なんであんた達がいるのよー!」
「おぉ、あぶねぇ」
「まわっ!」
叫びながらルーシィはナツとハッピーに回し蹴りをくらわせた。山本は
それを簡単によけて素振りを続ける。
「だってミラから家決まったって聞いたから………」
「聞いたから何!?勝手に入ってきていい訳!!親しき仲にも礼儀ありって言葉知らないの!あんた達がした事は不法侵入!犯罪よ!モラルの欠如もいいトコだわ!」
「おい………そりゃあ傷つくぞ……」
「傷ついてんのはあたしの方よー!」
「まぁまぁ、落ち着けよ」
素振りを終えた山本がルーシィの肩をポンポン、と叩く。
「落ち着ける訳ないじゃでしょ!てか、回し蹴りよけないでよ!てか、なんであんたもいるのよ!」
「回し蹴りくらったら痛いに決まってんだろ。あと、ナツに誘われたから」
いつものように笑って答える山本。あまりにあっさりすぎたせいでルーシィはこれ以上突っ込むのをやめた。
「いい部屋だね」
「爪とぐなっ!ネコ科動物!」
「ん?何だコレ」
「!」
机の上に置いてある紙の束をナツが手に取る。
「ダメェーーーーーーーっ!!」
ルーシィはナツが手に取った紙を目にも止まらぬ早さでナツから奪いとった。
「なんか気になるな。何だそれ?」
「何でもいいでしょ!てか、もう帰ってよ!!」
「やだよ。遊びに来たんだし」
「超勝手!」
「まぁ、落ち着けよルーシィ。後、そんな格好してないで早く服着ろ。
話はそこからだろ。な?」
「あい!」
ナツ達に振り回されたルーシィはナツ達に紅茶をいれる。
「まだ引っ越して来たばっかりで家具もそろってないのよ。遊ぶモンなんか何もないんだから、紅茶飲んだら帰ってよね」
「残忍な奴だな」
「あい」
「なぁ、ルーシィ紅茶より牛乳がいい」
「文句言うなら帰れ!」
山本が手を上げて言うがルーシィが怒る。
「あ、そうだ!ルーシィの持ってる鍵の奴等、全部見せてくれよ」
「いやよ
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