第五章 StrikerS編
第百五十六話 『機動六課、出撃』
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ーだ。あたし達はそんなやわな鍛え方はしていなんだからな。それだけ成果を出してもらわなきゃ困るってもんだ」
「確かにそうね。ね、みんな。聞いて。前に『ストライカー』の話があったでしょ?」
「あ、はい…」
「もう、みんなは立派にストライカーになっているわ。今はランがいないけどみんなのチームワークは抜群よ。だからみんなはやれば出来るってところを私達に見せてね!」
『はい!』
「どんな困難な事態、状況、絶望にも打ち負けない強い心を持ったみんなにはもう怖いものはないはずよ。だから…」
私は一度言葉を切り、
「みんな全員無事にまた集まれることを祈りましょう! それじゃ健闘を祈るわ! 私からは以上よ! それじゃ機動六課フォワード隊、出動!!」
『はい!』
そしてみんなが出ていく中、スバルがその場に残って、
「あ、あの、シホさん! なのはさんの事をお願いします!」
「ふふ…言われなくとも。スバルの憧れのなのはさんは必ず助け出してくるわ」
「お願いします!」
何度もお辞儀をしてスバルは部屋を後にしていった。
そしてスバル達がヴァイスの代わりにアルトが運転するヘリで出ていった後、
「ほんなら、隊長陣も出動や!」
はやての声に私達は声を上げる。
降下ハッチが開いて私達は飛び出していった。
降下している最中でそこにカリムの通信が聞こえてくる。
『機動六課隊長、そして副隊長の能力限定、完全解除…はやて、シグナム、ヴィータ、シホ、フェイトさん、フィアットさん…皆さん、どうか』
「しっかりとやるよ!」
はやてが答える。
「迅速に解決します!」
フェイトが答える。
「任せなさい、カリム!」
そして私が答える。
『はい! リミット、リリース!!』
カリムの解除宣言に私の中で力が完全に解除された事を自覚する。
「アルトリア!」
「はい、シホ!」
さぁ、今こそ完全解放された私の力を見せるとき、
「「ユニゾン・イン!!」」
制服姿から赤原礼装のジャケットを通り越してアルトリアの甲冑姿になり、髪は朱銀色から金色に変化し瞳も琥珀色から碧眼に変わる。
そしてその手にエクスカリバーフォルムを携えて私は空を翔ける。
霊体化しているネロが話しかけてきて、
《奏者よ。余を出すタイミングはいつでもよいぞ! さぁ、華麗に暴れようではないか!》
「そうね、ネロ!」
そしてゆりかごへと向かう途中でフェイトが近寄ってきて、
「シホ…。シホのアンリミテッド・エアのリミットブレイクはなのはのブラスター以上にとても強力…だから最後の切り札として取っておいてね?」
「わかってるわ。こんなものは使わないに越したことはないんだから」
私
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