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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第47話 仕組まれた罠
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」
「ライ………今の俺はそんな事無いぞ?」
そう言うと皆から不思議そうな顔をされた。
「レイ、もっとちゃんと自分を見直した方が良いよ?」
そんなセインの言葉に皆が同時に頷く。
前よりは全然マシになったと思ったが中々信頼を回復するのは難しいみたいだ………
「で、組み合わせはどうしようか?クアットロの調査では侵入経路は2つ」
「となるとこのま2つに分けるか……有栖家、アルピーノ家とセッテ、ディード、オットー。そして残った私達がそれぞれ分ける形だな」
「いつも通りっスね」
「いつも通りじゃない!!」
そんな編成に意義を唱えた者が1人。
「何故私と師匠が別なんですか!?」
セッテである。
「折角私の実力を披露出来るか場であるのに………」
「遊びじゃないんだよセッテ」
「分かってます、分かって言ったんです」
ライが優しく言うが聞く耳を持たない様だ。
「セッテ、俺達の方ばっかり戦力を集めても仕方がないんだよ」
「だけど……!!私は師匠に認められたくて………」
「セッテ、わがままはダメですよ」
「ウーノ姉………」
そんな中ウーノさんがセッテに声をかけた。
「零治君をしたっているのはよく分かります。だけどその零治君を困らせては本末転倒ですよ?それに零治君がセッテを離した本当の意味を貴女は理解してないわ」
「本当の意味………?」
「セッテなら任せられるって事です。認められてるんですよセッテは」
そう言われると驚いた顔で俺を見るセッテ。
「そうだ。お前ならたとえどんな相手が来ても任せられる」
とは言えまだまだ実力不足なのは明白なのだが、それでも俺達にくっ付いて戦闘して来たので充分戦えるだろう。
「分かりました!!師匠の想いと共に戦います!!」
そう笑顔で宣言するセッテ。………単純な奴。
「ディードとオットーは大丈夫か?」
「はい」
「ゼストと訓練したからバッチリ」
そう淡々と答えるオットー。
「頼むな3人共」
「だけど戦力が足らなくはないか?」
夜美の言う通り、4人しかいない。
「それなら大丈夫よ。私がゼストさんの方に行くわ」
「お母さん!?」
リンスも初耳だった様で驚いた顔でシャイデを見た。
「大丈夫よ。元執務官よ私?」
「人質になったり役に立ったイメージが無いがな………」
「零治、締め付けるわよ?」
「すいません………」
なので光らせている魔力の糸、しまってください………
「さて、これで決まりかな?一応トーレにも連絡をしたけど………出来ればトーレは参加させたくは無い。………これは私のわがままでもある。済まないが………」
「分かってるわ。むしろこれだけ居れば充分よ。ねえみんな?」
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