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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
ソロンレグルス

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「その槍、僕のけんじゅうの魔力を打ち消しているようだね。」
「でも意味無いんだよ、サテライトソロンには、」
「!?」
真祖殺しのけんじゅう、サテライトソロンの体が光る。その光は黒く輝く光、アメジストの様な輝きだ。
嫌な予感がする、
「姫柊、離れろ!!」
上条は叫ぶ、その声を聞いた姫柊は反射的に後ろに跳ぶ。そして、嫌な予感が的中する。
「ガーオーーー!!」
真祖殺しのけんじゅう、サテライトソロンは雄叫びを上げる。その雄叫びはもはやユニコーンのものでは無い、
どちらかと言えば古城のけんじゅう、レグルスアウルムの雄叫びた。
そして、それは形を変える。
「な、何だよあれ、」
サテライトソロンは徐々に形を変えていく、足は短くなり、体つきは逞しく毛の色は金色に変わる。これではまるで、
「レグルスアウルム見たいでしょ?」
真祖殺しは言う。確かにユニコーンの様な形状から獅子の姿に変わった。古城は後ろを振り返りレグルスアウルムを見る。特に変わった所は無い、いつも通りの雷の獅子だった。
「凄いでしょ、僕のけんじゅう、今の名前はソロンアウルムて所かな、」
「何なんだ、そのけんじゅうは?」
古城は言う。真祖殺しのけんじゅうは姿を変え、レグルスアウルムの様な形状、雷を纏った何かになった。これが奴のけんじゅうの能力?
「僕のけんじゅう、サテライトソロン、今はソロンレグルスか、こいつはね敵の魔力を吸収し自分の物にする。そしてある程度、強力な魔力を吸収すると自身の姿を変え新たに進化する。」
奴のけんじゅうソロンレグルスの能力、要するに敵の魔力を吸収し、ある程度の魔力を吸収すると姿を変える。だぶん姿を変えるのは、新たに手に入れた魔力を使う為に形状を変化させる。それが真祖殺しのけんじゅうの能力
「前の姿も気に入ってたんだけどなー、消える事も出来たし何より黒くてかっこよかったし、」
その話を聞き、俺は分かった事が2つ
1つ、真祖殺しが現れたた時けんじゅうは見えなかった。奴はここに居る、と言っていた。それは消えていたからだ。そして2つ目、奴のけんじゅうの能力は魔力を吸収し姿を変える。だが、新たに強い魔力を吸収するとまた形状は変わり能力も変わる。要するに今、目の前に居るけんじゅうはレグルスアウルムと考えてもいい。
これでは古城の攻撃は意味は無い。
「ハー、第四真祖の力てこんな物?ガッカリだよ。」
それは重いため息を吐き、やる気が無くなったのか猫背になっている。確かに今の古城では相手にならないだろう、
だが、それは一人の場合だ。
「じゃー、俺と喧嘩しようぜ。」
奇妙な右腕を持つ少年は右腕を真祖殺しに向け言う。その拳に力を込めて


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