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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『転生者VS転生者』
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のような『死の点』にナイフを突き立てる。

「ハギャァァアッ!!」

その腐った魂ごとこの世界から『殺す』。

そして世界からは 竜神 煉也 という存在は完全に消え去る。

「終わったん……だよな?」

俺……人を殺したんだよな……。

倒した事に安堵するがそれと同時に遅いくる罪悪感に押し潰されそうになった次の瞬間!

ー変・化ー

突然世界が変わるのを感じ俺はナイフを構える。

「そう身構えずともよいじゃろう」

声の発信源にいたのは、

「ゼウス!?」

俺をこの世界へと送ったゼウスだった。

「うむ」

「何でこの世界に……いや 調度良い あんたに聞きたい事がある」

推測はしているが一応確認のために聞こうとするものの……、

「竜神 煉也に関する事じゃな」

先に聞きたい事を言い当てられる。

「!?」

「なに……驚く事はない ワシもその事について話しに来たのじゃ」

「なら聞かせてくれ 結局 あいつは何だったんだ!?」

「実はのう 冥界の王であるハデスの書類ミスによって今回の事は起きたのじゃ まぁ 厳密には奴の部下のせいなのじゃがのぅ」

「またかよ……」

もしかして流行ってんの?

「めんぼくない」

「まぁ いい 続きを」

「それで まぁ お主には劣るが能力を与えて転生させたのじゃが……」

ゼウスは苦虫を噛み潰したかのような表情を浮かべ、

「奴の思考を読んだところ善からぬ考えをもっておったので転生させる際に儂が細工し、お主のいるこの世界に転生させたのじゃ」

なるほどな。

だいたいは予想どおりだな。

「それで今回の事が起きたと……」

「うむ」

「まぁ いいさ、それに俺も気をつけないとアイツみたいになる可能性があるしな……」

力に呑まれてしまえば俺も第二のアイツなってしまうからな。

「そうじゃな」

「ところで また 今回みたいな事は起こらないよな?」

今回はアイツが自分の力に酔って本来の力を発揮できてなかったから助かったが次はキツいな。

「ウムッ! この世界はもう転生者の受け入れはできないようにしたから大丈夫じゃ」

「いや……それもそうだが もっと根本的な問題からなおそうよ」

俺の場合はチート転生ものに憧れていたなら別にいいけど、

他の人はそうもいかんだろ?

それに前世においての俺は満たされない日々を送ってきたから今の生活は始まったばかりとはいえ楽しいしいが、

皆が皆そういうわけにはいかないだろうしな。

「それもそうじゃな」

「あのね……」

ホントに大丈夫か?

「まぁ それはともかく今回の件で迷惑をかけた詫びとして
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