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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
異世界での夜
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の呪いで悪魔になってしまったの……」

タバサは杖をおろし俯く。
信じてもらえた……正直、信じてくれないと思ったが……

「タバサには感謝している」

「……なぜ?」

「俺は元いた世界にはもう居場所が無かったからな」

俺、死んだしな。

「……」

「タバサ、最後に聞くが。俺は悪魔だけどそれでもタバサの使い魔でいていいか?」

「断ったらどうするの?」

「この世界を知るために旅でもするさ、一つの所に何年もとどまることは、寿命の関係上無理そうだがな……」

タバサは少し考えた後。

「……私の使い魔でいていい」

「ホントか……」

コクリと頷く。
本格的にタバサを気に入った……これなら守りたいって思える。

「なら俺はタバサを守る。俺が使える力すべて使って守りきる。たとえ契約が切れても」

「!?……なぜそこまで」

「居場所をくれたからだ……俺の居場所はもう手に入らないと思ってたから」

「……」

「だから俺はタバサを守る」

「……分かった」

コクリと頷きながらタバサは答えた。

「俺の主人となったからには、俺の能力を知ってもらってた方がいいな」

俺はディスガイアの魔法を使う。

「クール」

俺の手の上に氷の塊が浮く

「先住魔法……!」

「他にも使える、魔法以外も」

俺は宙から剣を召喚する。

「あらゆる武器を自由に取り出せ扱うことができる。後は」

俺が手のひら同士を向かい合わせ力を込めると光の玉ができる。

「召喚」

光の玉が上に浮かんでいってポンッと言う音とともに、青く耳が羽のようになっている生物が出てくる。

「ぷに〜」

その生物は、そんな風に鳴きながらタバサのほうに向かう。

「この生物は?それに何をしたの?」

「召喚術という別の世界から幻獣や機械兵などを呼び出すものだ。そしてその子はプ二ムだ」

プ二ムはベットに座ってるタバサの膝の上に乗りタバサに擦り寄ってる。

「……そんな魔法が」

「だいたいこんなものかな……戦うこと以外にも回復魔法等の補助系も使えるし傷や病気、毒なども治療可能、そういう幻獣を召喚することも可能だ」

「……!?毒も治すこともできるの!」

そういえば母親が毒で……エスポワールやローレライ・ジュラフィムを呼び出しても治せるだろう。

「あぁ可能だ。どんな毒だろうと治せる」

そう言ったとたんタバサの目から涙が零れ落ちた。プ二ムが心配そうに見上げている。

「誰か毒を盛られた人でもいるのか?」

コクリと頷く。

「なら、俺が治してやるだから泣くな」

俺はタバサの頭を撫でながら言う。

タバサは顔を少し赤
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