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戦国異伝
第百五十八話 義昭の愚痴その一
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で」
「ふむ」
 義昭は返事をしなかった、このことについては。
「左様か」
「そうです、では今から」
「摂津に向かうのじゃな」
「そうさせてもらいます」
 こう話してだった、信長はすぐに義昭の下を去ろうとする。しかしここで義昭は信長に対して言ったのだった。
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