パートナーと魔銃
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は知らないことだが奇しくも彼女の元になったキャラクター、姫柊雪菜と似た名前になっていたことを知るのはあとの話
だ。
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「そういえば雪菜は僕の魔銃について何か知ってる?」
僕は魔銃について何か知ってないか聞いてみた。
「私は召喚する銃としか。よかったらこれから召喚獣全書を一緒に読んでみませんか?」
雪菜は僕のパートナーだから、知っていて損はないかな。
「そうしよっか」
僕は机から召喚獣全書を持ってきて雪菜の隣に座って開いてみた」
「えーっとなになに」
『魔銃で召喚される召喚獣は魔銃に装弾されたソイルを螺旋運動で打ち出し物質化したものである。そしてソイルは色毎に
特性を持ち、その組み合わせにより様々な召喚獣を生み出すことが可能である。そして召喚獣は超高エネルギー体であり、
その体を構成するエネルギーを保つのはどんなに長くても5分までしか世界に顕現することはできない。』
「様々とは、どんなものなんでしょうね?」
「この続きに書いてあるみたいだから読んでみよう」
そう言って次のページを開く。
『フェニックス。不死鳥型召喚獣で相手の体内に侵入し、その内部から焼き尽くす。他の召喚獣とは違い、爆発後姿を現す
。追記。この召喚獣は相手の体内に侵入し内部から焼き尽くすが、それによって死者は生き返ることはない。また爆発後姿
を現してその炎を浴びたとしても死者を蘇らせることはできない。』
ナニコレ。
「こ、これは…」
「きょ、強力すぎますね…」
雪菜も同じことを思ったようで、凄い微妙な表情をしている。
「と、とりえず先に進もう」
僕たちは召喚獣全書を読みすすめていった。
そして二時間たって読み終わり、僕たちが行き着いた答えは。
「とてもじゃないけど対人戦なんかに使えたもんじゃない!どれもこれも全て必殺なあげく使ったらまず間違いなく相手は
死んでしまう」
これは困った。
「でも、とても強力な力です。これは私たちの切り札にして、なるべく人には見せないようにしましょう」
そう言う結論に達して僕たちはすっかり日が暮れたので夕食を作って二人で一緒に食べてからそれぞれの部屋で眠りについ
た。
こうして僕の転生生活一日目は結構楽しく終わった。
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