第四話
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さとり「なるほど、お空が教えてくれました。貴女はまた罪の無い人間を死体にしようとした訳ね」
慎二「(マ、マジかよ!?)」
お燐「うにゃ〜、だって…」
さとり「言い訳無用よ!!貴女達は後で私の部屋に来なさい」
お燐「は、はい…」
お空「プハッ!!やっと解放された」
さとり「お空、貴女も同罪ですよ」
お空「うにゅ〜」
慎二「あの〜」
さとり「浅間慎二さんですね。私はここ地霊殿の主を務めています『古明地さとり』と言います」
慎二「ど、どうも。浅間慎二です」
慎二「(あれ?俺名乗ったっけ?)」
さとり「いいえ、名乗ってませんよ」
慎二「へっ!?(今、声に出して無いよな?)」
さとり「はい、声には出していません」
慎二「…もしかして、さとりさんって…」
さとり「えぇ、私は『心を読む程度の能力』を持っています」
慎二「なるほど、それで俺の心の声を聞いたわけね」
さとり「はい、でも周りの妖怪達からは忌み嫌われてますけど…」
慎二「べ、別に俺は気にしませんよ!?」
何とかフォローしようとする慎二
さとり「ありがとうございます。それで地上に帰る方法なら私が知っています。ですが、折角地底に来たのですから、しばらく滞在しませんか?地霊殿にお部屋も用意しますし」
慎二「そうですね。それじゃあ、お言葉に甘えて」
さとり「本当ですか!?良かった…」
そう言って、ニッコリ笑うさとり
そのさとりの笑顔に見とれてしまった慎二は
慎二「(うわっ!?スゲー可愛い笑顔)」
その瞬間、さとりは顔を真っ赤にすると
さとり「で、では!?お部屋を用意しますね!!お燐!!お空!!」
お燐&お空「は〜い」
さとりは二人を連れて、そそくさと行ってしまった
慎二「俺はどうすれば…」
???「お姉ちゃんったら、あんなに顔真っ赤にして純情だなぁ」
と、慎二の直ぐ側から声がした
慎二「えっ!?」
慎二がそちらを見ると、そこにはいつの間にかさとりに似た少女がいた
その娘の胸にも目玉のようなアクセサリーがついていた
慎二「えっと、君は誰だい?それといつの間にそこに?」
???「まず最初の質問、私は『古明地こいし』。古明地さとりは私のお姉ちゃんだよ」
慎二「こいしちゃんか」
こいし「二つ目の質問、私はお兄ちゃんがここに来た時からずっと居たよ」
慎二「いやいやいや、俺は一人だったはず」
こ
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