暁 〜小説投稿サイト〜
東方探検録
第四話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初

さとり「なるほど、お空が教えてくれました。貴女はまた罪の無い人間を死体にしようとした訳ね」


慎二「(マ、マジかよ!?)」


お燐「うにゃ〜、だって…」


さとり「言い訳無用よ!!貴女達は後で私の部屋に来なさい」


お燐「は、はい…」


お空「プハッ!!やっと解放された」


さとり「お空、貴女も同罪ですよ」


お空「うにゅ〜」


慎二「あの〜」


さとり「浅間慎二さんですね。私はここ地霊殿の主を務めています『古明地(こめいじ)さとり』と言います」


慎二「ど、どうも。浅間慎二です」


慎二「(あれ?俺名乗ったっけ?)」


さとり「いいえ、名乗ってませんよ」


慎二「へっ!?(今、声に出して無いよな?)」


さとり「はい、声には出していません」


慎二「…もしかして、さとりさんって…」


さとり「えぇ、私は『心を読む程度の能力』を持っています」


慎二「なるほど、それで俺の心の声を聞いたわけね」


さとり「はい、でも周りの妖怪達からは忌み嫌われてますけど…」


慎二「べ、別に俺は気にしませんよ!?」


何とかフォローしようとする慎二


さとり「ありがとうございます。それで地上に帰る方法なら私が知っています。ですが、折角地底に来たのですから、しばらく滞在しませんか?地霊殿にお部屋も用意しますし」


慎二「そうですね。それじゃあ、お言葉に甘えて」


さとり「本当ですか!?良かった…」


そう言って、ニッコリ笑うさとり


そのさとりの笑顔に見とれてしまった慎二は


慎二「(うわっ!?スゲー可愛い笑顔)」


その瞬間、さとりは顔を真っ赤にすると


さとり「で、では!?お部屋を用意しますね!!お燐!!お空!!」


お燐&お空「は〜い」


さとりは二人を連れて、そそくさと行ってしまった


慎二「俺はどうすれば…」


???「お姉ちゃんったら、あんなに顔真っ赤にして純情だなぁ」


と、慎二の直ぐ側から声がした


慎二「えっ!?」


慎二がそちらを見ると、そこにはいつの間にかさとりに似た少女がいた


その娘の胸にも目玉のようなアクセサリーがついていた


慎二「えっと、君は誰だい?それといつの間にそこに?」


???「まず最初の質問、私は『古明地(こめいじ)こいし』。古明地さとりは私のお姉ちゃんだよ」


慎二「こいしちゃんか」


こいし「二つ目の質問、私はお兄ちゃんがここに来た時からずっと居たよ」


慎二「いやいやいや、俺は一人だったはず」



[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ