5話
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されます」
「そんな事より姫子ちゃんが!ヤロウ既に儀式を完成させちまってた!アレンも気絶しててやべぇッ!」
「何ですって!?このままでは」
いくらナギとアレンが死ぬ気でボスを倒したとしても世界が終わって仕舞っては元も子もない!いくら<紅き翼>が最強でも「世界を無に帰す儀式」が始まってはおしまいだ。
「あきらめるな!愚か者が!」
そうこの場に<紅き翼>しか居なかった場合はである。アリカ姫率いるメガロメセンブリアの艦隊帰艦が到着したのだ。
「広域魔力減衰現象確認!世界を飲み込む勢いです!」
「世界のピンチだ敵も味方も関係ねぇぜッ!!」
メガロだけでは無い、次に出てきたのは帝国軍も現れた。
「皆の者あの光の光球を止めるのじゃ!」
「ハハっ 姫様!」
「全艦艇光球を押さえ込め!魔道兵団大規模反転封印術式展開!各員全力を尽くせ後はなにぞ!」
なるほど、そんなことがあったのか。それにしてもあれだけの物をしたとしてもあれを止められるのか?いや、仮に止められたとしてもなんらかの代償があるんじゃ無いのか?
じゃあそれはなんだ・・・・クソッ!わからねぇ!なんで最後の最後で気絶するかな俺は
「陛下!」
うん?なんだ俺は今飲み会の場所を離れて広場みたいな場所に居る。こんな所に人が?今はどこもお祭りムードでわざわざこんな場所に来るなんて・・・いや、まて今陛下って言わなかったか?
「なんでアリカ姫が一人で?あっ、ガトウとクルトも居る!何やってんだ?」
気になってこっそり見てみるとなにやら深刻そうな顔でガトウがなにか言っている。
「まもなく崩落の第一段階が」
「進行状況は?」
「全艦艇全力であって。現在37%。今現在は式典と称してこの場所に市民を誘導しております。混乱もありませんが崩落が始まれば・・・全市民の救出は困難かと・・・」
「妾も指揮にあたる!!」
かなりやばい事になってるじゃねぇか!どうする!ナギ達に知らせて全員でやれば・・・駄目だ!俺達がそんなことをすれば間違いなく不振がられる。それにアリカ姫がこの事を言わなかったんだ。なにか理由があるはずだ・・・
「ああ!考えてもわからねぇ!とりあえず俺一人だけでも居ないよりはマシな筈だ!」
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