5話
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ろう」
ナギが全魔力を込めた「雷の槍」を構える。俺も「燃え盛る炎の神剣」を作り出す。その大きさは俺の身長の5倍は有る。
「「人間!なめんなぁぁぁぁぁ!!!!」
俺とナギの攻撃が同時に当たった瞬間、大爆発を起こした。
「ハァ、ハァ・・・お、終った」
「俺はアスナちゃんを探す。お前はアル達のとこに戻れ、死ぬぞ」
幾らアルの魔力で傷を治してるとは言えこのままでは本当に死んでしまう。
「へっ!それはアレンだっておんなじだろ!俺も姫ちゃんを助け、ガハァ!」
「ツッ!?ナギ!?ガッ!?」
な、なんだ・・・敵は全部倒したはずだ・・・・や、やばい・・・俺もナギも正直もう基本魔法を撃つ魔力も残ってない・・・
「貴様らにはなにも変えられない。自らに問うがいい、ひととは身を捨ててまで救う価値があるのか?」
「どうして・・・おししょう・・・」
俺とナギを攻撃したのは、残党でも黒マントでもなく。仲間であり師匠でもある。ゼクトだった。
「人間は度し難い・英雄よ我が2600年の絶望を知れ」
その言葉を最後にお師匠様は消えて行った・・・
「グッ・・・お、お師匠。師匠!!!」
ナギの叫びを聞きながら俺は意識を手放した。
「あぁぁぁ〜だるぃ〜ネムイィ〜俺まだ傷治ってなんだぞ。なんでこんな状態で飲み会なんて出ないといけないんだよ」
「愚痴を言いながらラカンと殴りあうな!また倒れるぞ!」
重態だった詠春もすっかり良くなり、ビール片手に談笑してた。なんでも俺が一番重傷で式典は俺が寝てる内に終わってしまったらしい・・・出たかった!
あっ!でも俺が寝てるところにテオドラが来てた。その様子を見てアルがニヤニヤしていた、ムカつくので殴っておいた。
「ワァァァァ!!!」
「な、なんだ!?」
酔った客また一段と盛りやがった、どうした?ああ、ナギが来たのか・・・あっ!ナギもラカンと殴り合ってる!やっぱりやるよな、うん。
「ゼクト喉が逝ってしまわれるとは・・・」
「なー−?妖怪じじぃ殺しても死なねぇと思ってたが。戦争だしな。他にも大勢死んだ」
ああ、そんな風になってるのか・・・
「お師匠は・・・」
「ナギ」
ナギが真実を言おうとするのをアルが止めた。あいつも知ってるのか?
「死んだ奴らと世界平和に」
「平和に」
ラカンがジョッキを掲げたので、俺も掲げた・・・この戦争では本当に大勢しんだ・・・俺の知り合いも、全然知らない奴も大勢・・・
とそれはそうと俺が気絶したとの事ナギから聞かないと。
「ナギ、なんかあったのか?俺最後の最後で気絶して覚えてないんだ」
「うん?ああ、あの後な」
アレンが気絶してから直ぐ、ナギはアルに連絡を行った。
「アル!聞こえるか!アル!」
「やあ、ナギ。貴方達には何時も驚か
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