暁 〜小説投稿サイト〜
異世界に転送されました。〜精霊と会話する者〜
つばめの覚醒

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みなさん、散歩は気持ちいいですよね。特に朝は気持ちいいです。
でも、後ろにモンスターがいなければの話だけど。
なんで追いかけられてんだーーー?

つばめside

〜今朝の事〜

「ねえ、つばめちゃん。散歩付き合ってくれない?」
「うんいいよ。」と二つ返事をしなければよかった。
なんで後を追いかけてたのにいつの間にかモンスターの巣に入って
怪物に追いかけられてるの!?側の葵ちゃんは笑っているしさ。
ま、とりあえず葵ちゃんは逃がそう。
「葵ちゃん、とりあえず逃げて親呼んできて。」
「つばめちゃんはどうするの?」
「ここに残って逃げる時間を稼ぐよ。」
「ダメ!私も「ダメだ!このまま逃げても追いつかれるだけだから。
葵ちゃんは親を呼んできて。わかったよ。
でも、約束して。絶対死なないでね。」
そう言うと葵ちゃんは親を呼びに走って行った。
「さてと、これでいいか。」
僕は怪物に向かって石を投げ
《グルァァァァァァ》
よし、上手く当たった。当たったことに喜んでいると、
《グルァァァァァァァァ》
怪物が近くにいて腕をふるってきた。
うっ、やばい………。
ザシュッ、音と共に僕の体に爪が刺さり、
そのまま投げられた。
ドンッ、「ごほっ、……うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
刺された痛みに悲鳴をあげていると
グサッ、グサッ 鋭いものが何か肉を刺している音が
からだから響いてきた。
《グルァァァァァァァァ》
原因はいつの間にか近くに来ていた怪物のせいだった。
意識した途端伝わってきた痛みに僕は意識を失った

『ねぇ、力が欲しい?』

その声に驚いて僕は目を開けた

『ねぇ、力が欲しい?』

同じように聞いてくる声に
「力が欲しい、約束を守るために力を貸してくれ」
『条件があるけどいい?』
「ああ、約束をしたからまだ死ぬわけにはいかない」
『契約成立、私の力を貸すよ。』

そして、意識が戻り、目の前の光景を見た。
目の前には、逃がしたはずの少女がいて、
怪物は少女に向かって腕をふるう。
こいつは何をしようとしている?葵ちゃんを殺そうとしているのか?
許さない!!!
そう思うと自然に言葉が浮かんできた
『さぁ、宴を始めよう』
そう言うと、怪物の腕を止め、遠くに投げ飛ばした
そしてカードを使う。
【狂宴『■■■を纏う燕』】
使うと、何かを纏う。
わかっていることは、あいつは許せないことだ
そして怪物に向かって
【想像構築『莫耶』】
黒の剣を構築し、振るう。
最後に、【終焉『神々の黄昏』】
焔を黒剣に纏わせ怪物を屠る
その後、血を流しすぎたためか
意識が途切れた………。





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