暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
???????
[9/18]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
!?」とパニックに陥る。食べる前は感嘆していた4人は今、地獄に立たされている。
口直しをしようにも、どれがアタリでハズレか判らない。もしくは全てがハズレかもしれないと軽く失意に落ちる。何とか自制心を保って怒りに任せて暴れなかった4人は、息も絶え絶えテーブルに突っ伏す。それをオロオロしながらどうしようかと戸惑う女子組。
「ス・・・ステア様・・・コイツらに・・試食・・・させ、ました・・・か・・・?」
シュヴァリエルが突っ伏したままステアにそう確認した。
「ううん、させてない。だってそれじゃ面白くないでしょ?」
ステアが首を横に振ってキッパリと答えた。男子組は「ステア様ぁ・・・」と呻いた後、システムが強制ダウン。激マズ料理によって、4人の隊長が過被ダメージによる強制シャットダウンとなって動かなくなった。しんと静まるキッチン。プリメーラ達は、自分たちの作った料理でこんな事態になるとは思いもしなかったことで、かなり沈んでいる。
「ま、最初は誰だって上手くいかないって。それじゃもう1度チャレンジね」
ステアはさっきの地獄絵図をなかったことにし、再度チャレンジするように言う。プリメーラ達は料理機能のインストール、最低でもきちんとしたレシピが欲しいと頼む。
「想いを料理にすれば絶対に美味しくなる。ルシルだってそう言ってるんだから、あなた達にだって出来る。だってあなた達はあのルシルの娘なんだから」
ステアはそれを柔らかく叱責・・・からの力説。プリメーラとリアンシェルトとナーティアとソアラはそれで納得。氷月とティーナとアーフィ、倒れたレンマーツォを看るミスフィは、
(ただステア様が楽しみたいだけじゃ・・・)
と同じことを思っていた。
?―?―?―?―?―?―?
――支柱塔ユグドラシル地下・ノルンの泉
“ユグドラシル”の地下深くにある“ノルンの泉”。
そこは“統括三女神ノルニル・システム”と呼ばれる巨大な結晶体が置かれる聖域。
“ヴァルキリー”全機を統括するシステム【アプリコット・ノルン・ウルド】。
連合世界を監視する目を担うシステム【エリスリナ・ノルン・ヴェルダンディ】。
アースガルドとビフレストを繋ぐ門を開閉するシステム【リナリア・ノルン・スクルド】。
その三女神の本体である結晶体の前に男女一組が居た。宙に浮く幾つものキーボードをものすごい速さで叩き、次々とプログラムを立てていく。
「ルシル、こっちは終わったよ」
「解った。こっちももう直に終わるよ、シェフィ」
1人は女性と見間違うほどの相貌である男性【ルシリオン・セインテスト・アースガルド】。
セインテスト王家の王であり、“ヴァルキリー”と、現在進行形で開発中の“ノルニル・システム”の開発者。
そしてもう1
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ