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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ANSURについて。その2だ〜byルシル〜
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ルシル
「さて、ANSURについての三回目だが。あまり紹介するようなことはないんだよな」

シャル
「そんなこと言ってないで、ちゃんと探してよ。私も安心して過ごせないじゃん」

ルシル
「シャル・・・! あぁすまん。そうだな。では、5th Episodeで色々と出てきた単語の説明というこうか」

シャル
「そうそう♪ えっと、これで最後になるかもだから、なるべく私が紹介したいなぁ〜なんて」

ルシル
「遠慮することはない。君がこの第三章の主役なんだ。なら、最後まで君を私たちに魅せてくれ」

シャル
「ルシル・・・。うん、ありがとう、ルシル。それじゃさっそく!」

魔族:
人間などが存在する表層世界とは別の裏層世界に棲まう存在たちのこと。
人型の魔族は魔人と称され、獣型の魔族は魔獣。そのどちらでもない、肉体を持たない無機質な存在でありながら生きている魔族のことを幻想一属と称す。

シャル
「このエピソードでバンバン出てきた魔族っていう奴らね。魔族は、人間たちの住む表層世界っていう次元とは違う、裏層世界・魔界に棲んでるの」

ルシル
「いや、まずは表層や裏層などの説明をやった方がいいんじゃないか?」

シャル
「えっ、そこ? どうしよう、正直な話、私ってバカじゃない? 生前、そういう話は聞いて知ってたけど、それを理解してるわけじゃないんだよ。そういう知識なら、私よりルシルの方が詳しいんじゃない?」

ルシル
「次元というのは11個あるんだが。私たち人間が存在し、知覚し得るのは4次元までだ。魔界や天界が存在しているのは、10と11の次元と提唱されている。
私たち当時の魔術師たちは表や裏などと区別しているが、詳細は未だに不明なんだ」

シャル
「ということらしいの。まぁ魔界っていうのはどこに存在してるのか分からない次元にある世界ってこと。そう思っておいてね♪」

ルシル
「そういうことだな。そのわけの分からない世界・魔界に棲んでいるのが、またわけの分からない魔族と呼ばれる存在である、だ」

シャル
「難しい話はもういいよ。えっと、魔族の種類についてだね。私たちのような人型の魔族を魔人っていうんだけど。人型だからかな、頭が良いの。個体によっては人間以上の頭脳を持ってたりすんだよ。しかも基本の戦闘能力が高いのなんのって」

ルシル
「魔術師ランクに換算すれば、最弱でSS、最強でEXくらいか」

シャル
「その上知恵を回るから、本当に超厄介なんだよね〜。んで、獣型の魔族を魔獣って呼ぶんだよね」

ルシル
「その魔獣属には様々な種類があるんだ。普通(四足歩行で狼や猫など)の獣種の他に、竜種、鳥種、海種(魚や貝など)、虫種(文字通り)などなどだ」

シャル
「基本おバカ
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