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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep54願わくば幸せが多くある日々でありますように〜Epilogue〜
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・?」」
シグナムさんとリエイスさんのダブルツッコミ。沈黙。そして笑い声。リエイスさんが加わった八神家は本当に楽しそうだ。隣を歩くはやてちゃんをチラリと見る。はやてちゃんも小さく笑っていた。
(シャルちゃん。シャルちゃんは私たちにたくさんの笑顔をくれたんだよ)
ロッジに着いて少し。先に着いていた私たちが食卓に料理を並べる手伝いをしていると、「お待たせ〜!」の声と一緒にフィジカルトレ組が来た。準備も終わってそれぞれが席に着こうとしている中・・・
「ルシルは私の隣でいいよね」「ルシリオンは私の隣でいいな」
フェイトちゃんとリエイスさんの声が重なる。来た。来たよ、この時間が。ルシル君は小さく溜息。フェイトちゃんとリエイスさんの交わる視線の間に火花が散るのが見える。
「フェイト。お前は仕事場でいつも一緒だろう。なら、今の時くらいは私がルシリオンの側に居たとしても構わないだろう?」
「リエイスは家族と一緒でいいんじゃないかな? ね、はやて?」
フェイトちゃんに話を振られたはやてちゃんが「あー・・・」と返答に困ってる。そこにメガーヌさんが登場。ルシル君の隣にまで歩いていって肩をポン。
「あらあら。ルシル君はモテモテね♪ でも二股はダ・メ・よ?」
「二股をしているわけではありません。リエイス、君ははやての隣でいいじゃないか。私は・・・私は・・・?」
ルシル君が座ろうとしない。というか座れない。ルシル君にみんなの視線が集まっているから。
どこに座るかによってルシル君の今日の今後が決まる。でも、どこに座ってもバッドエンドだな、と思っているのはきっと私だけじゃないはず。みんな座ろうとする体勢のまま硬直状態。
「ほら、ルシル君。私の隣なら大丈夫でしょ♪」
さすがにこのままじゃ料理が冷めると思ったのかメガーヌさんが、椅子を1つ持ってきて、自分が座る椅子の隣に置いた。
「あ、本当に助かります。フェイト、リエイス。私はメガーヌさんの隣にするよ」
心底安堵しきったルシル君の笑み。でもルシル君、たぶんそれもバッドエンドだよ。
「へ〜、
未亡人
(
メガーヌ
)
さんにも手を出すんだ、セインテスト」
ヴィータちゃんが爆弾を投下、そのまま何食わぬ顔で席に着いた。はやてちゃんたち八神家もヴィータちゃんに続いて静かに席に座っていく。ヴィヴィオ達も「わ、わたし達はここだね」と友達同士並んで座っていく。
「ルシリオンさんがわたしとレヴィのパパになるの? まあいろんなことを知ってて、その話を聴くの好きだからいいけど。ね、レヴィ?」
「ん? うん。まぁ・・お母さんがいいんならいいんじゃない?」
ルシル君に標的が絞られた集中爆撃。ルシル君が小さく「性質の悪いボン○ーマンか、君らは」と呟いて、その
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