暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep54願わくば幸せが多くある日々でありますように〜Epilogue〜
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ろを見せてもらいたいな〜、なんて)
そう思いながらメール打ちを再開しようとしたところで、私の方に向かってくる誰かの気配を感じて指を止める。
「なのはちゃん達は今休憩中かしら?」
「あ、シャマル先生。はい、少しインターバルを挟んで、キャロの射撃訓練の続きをしようと」
シャマル先生だった。シャマル先生は私が通信端末を開いているのも見て、「あ、ごめんなさい。メール中だった?」そう謝ってきたけど、私は「送ることのないものですから」と苦笑しながら返した。疑問符を浮かべるシャマル先生に話す。メールは心の整理のためのもので、送り先もシャルちゃんの通信端末だから送らない、と。
「そう。・・・あ、そうだ。もうお昼も近いから、このまま休憩に入ってもいいと思うんだけど」
「え、もうそんな時間ですか?」
時間を確認すると12時まであと数分。確かに午前の訓練はもう切り上げた方がいい。
少し離れたところでルーテシアやレヴィと話しているキャロに「お昼にするから午前はここまで」と声を掛ける。
キャロは「ありがとうございました!」とお辞儀をして、ルーテシア達と一緒にフィジカルトレ組のところに向かう。
「そう言えばシャマル先生、料理の腕をメキメキ上げてるって、はやてちゃんに聞きましたよ」
「うふふ、そうなの♪ 今日のお昼も何品か作ったから、期待しててね♪」
シャマル先生はそう言って、上機嫌で戻っていった。
はやてちゃんから聞いたところ、リエイスさんが凄まじい勢いで料理の腕を上げたらしくて、それを悔しく思ったシャマル先生も必死に料理の勉強を始めたみたい。
今では趣味が料理だって言うくらいのめり込んでる。でも創作料理の試食で犠牲者が出ていることも・・・あったりする。
医者が病人増やしてどうするだ?ってヴィータちゃんによく怒られてるみたい。
「さてと。私も行こうか」
私も防護服からトレーニングウェアへと戻り軽くストレッチをして、お昼ご飯が用意されているロッジへ向かう。その途中、先に切り上げていたはやてちゃん達と合流。私とはやてちゃんを先頭にしてロッジに向かう。
「もう一歩が届かないな。やはり剣の騎士の名は伊達ではないな」
「そうは言うが、私とレヴァンティンを相手に真っ向から殴り合うお前も尋常ではないぞ」
シグナムさんとリエイスさんの模擬戦は、背後から聞こえる2人の会話からしてシグナムさんが勝ったみたい。
「ホンマ凄かったなぁ。レヴァンティンの腹を裏拳でいなして、片方の拳打で攻撃、それも防がれたら蹴りが飛んでくるんやもんなぁ」
「でも、なかなかいいところまで行ってたですね〜」
「いやいや、まだまだ。近接戦でシグナムに勝とうなんざ10年早ぇ」
「「何故アギトがそこまで威張るんだ・・
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