暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep54願わくば幸せが多くある日々でありますように〜Epilogue〜
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き場所。数人のスタッフがそれぞれの座席に座り、各々が黙々と仕事をしている。
そんなスタッフの中で楽しそうに談笑している茶色い髪と水色の髪の2人の少女。
茶色い髪の少女は、自分の仕事場である椅子に座りながら、背後に佇むもう1人の水色の髪をした少女に話しかける。

「でもさぁ、クロノ君とイリスちゃんって相性良いから、結構お似合いだよね〜」

茶色い髪の少女に“イリスちゃん”と呼ばれた、青い制服を着た水色の髪の少女。

「エイミィ、あまりに突然すぎて、わたしはどう反応すればいいのか判らないんだけど?」

イリスはそう言って苦笑い。エイミィは「なんとなく」とイリスに振り向いて笑った。イリスは、話しに出てきた“クロノ”がブリッジに居ないことを確認して、エイミィに答える。

「う〜ん、それはないよ、エイミィ。それにクロノってわたしのタイプじゃないし」

クロノは知らぬ間に1人の少女にフラれてしまった。エイミィは「あらら。可哀想なクロノ君」と苦笑した。

「タイプとかそういうの初めて聞いた。それじゃあどういう人がタイプなの?」

イリスに男性のタイプを聞こうとする。イリスは怪訝そうな表情を浮かべたが、いつもの大して意味も無い話だとした。

「そうだなぁ、クロノと違って年相応に背が高くて、銀髪で、虹彩異色で、からかいがいのある真面目な人」

「「「「「・・・」」」」」

ブリッジ内がいろんな意味で静寂に包まれた。エイミィの隣に座る青年がチラチラとイリスへと視線を向ける。

「うっわぁ、理想が高いというか、8歳でタイプが具体的すぎて引くというか・・・。そんな人が居れば是非に会ってみたいね。でも、どうしてそんなに具体的なの?」

「さぁ? 気付けばそんな風になってたって感じかな。こうね、心がそういう人を望んでるというかなんというか、だね。だから、クロノはエイミィにあげるよ。2人の方がお似合いだし」

イリスは考える素振りをしながら、物心が付く前から気になっている人物像を語った。そしてクロノを、彼の意思を完全無視してエイミィへと献上しようとしていた。

「あはは。未来の選択肢が一気に限定されちゃった」

そうは言うが満更でもなさそうなエイミィ。

「でもフライハイト家の御令嬢の、男性のタイプが聞けるなんてニュースだよね」

「あー、その御令嬢っていうのが嫌いだから管理局に入ったんだよ。知ってるくせに。古代ベルカから続く騎士の家柄なのに、わたしに女の子らしくしなさい、って。わたしは令嬢云々の前に騎士だって言うの。あんな家に居たんじゃ息がつまるよ」

イリスは不機嫌そうに言い、エイミィは「大変だねぇ、ホント」とイリスの頭を撫でた。イリスは「もう、子供扱いしてぇ〜」と頬を膨らませたが、気持ち良さそうにしてい
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