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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep54願わくば幸せが多くある日々でありますように〜Epilogue〜
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としても見ていたのだ。知らぬ間にな。だが私は人間ではない。フェイト、私はお前のように彼を幸せには出来ない。だからこそ、今日のこれは彼への想いを断ち切るためのものだ」
そう言って目の端に涙を浮かべつつも綺麗に微笑んだリエイスさん。嘘泣きじゃなく本当の涙。フェイトちゃんはそんなリエイスさんを抱きしめた。
そんなこんなでルシル君とフェイトちゃんとリエイスさんの三角関係は終わりを告げた。
まぁルシル君は、はやてちゃんとヴィータちゃんの射撃魔法から逃げる的にされていたけど。でも女の子を泣かした罰だと思えば軽いものだと思うよ、うん、私は。
「――で、午後の訓練試合のチーム分けは・・・これや!」
モニターに映し出されるチーム表。参加しないけど応援してくれるために集合したヴィヴィオ達も含めた全員が唖然。一言で言えば、ルシル君VS全員。集団リンチとも言える血も涙も無い分け方だった。
「おい、ちょっと待て。イジメとしても逆に清々しくて泣けるどころか笑えてくるぞ」
「古代の英雄様やったら乗り切らなアカンで? なぁルシル君♪」
はやてちゃん達にも説明したんだけどなぁ、リエイスさんの本心(もちろん本人の許可あり)。でもやっぱり最後に泣いたってことを話したのがまずかったか。
「フッ、仕方ないな」
「そうだね。ここは私たちが頑張ろう」
リエイスさんとフェイトちゃんがルシル君の側へ行く。
それから一悶着(ルシル君がリエイスさんとユニゾンしたり)あったけど、ちゃんとチーム分けをして、試合を開始するためにそれぞれが両陣営に分かれて配置に着く。
だから私も、っとその前に・・・。
――シャルちゃん。私たちはシャルちゃんが守ってくれた今を生きてるよ。
だから最大の感謝をこめて、ありがとう。またどこかで逢えることを楽しみに。
親愛なるシャルちゃんの親友を代表して。高町なのはより――
「なのはママーーー!」
「なのはー!」
「はーい! 今行くよー!」
大きく手を振ってるヴィヴィオとフェイトちゃんに応えて、私はみんなのところへ駆ける。
どうか、願わくば幸せが多くある日々でありますように。
「お待たせー!」
そして、どうかどこかで過ごしているシャルちゃんにも幸せが多くある日々が待っていますように。
5th Episode:シアワセの在処 fin
Next...Last Episode:輝ける未来への道標
???Another Epilogue???
そこは何かしらの船のブリッジらし
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