17話:緊急事態
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ロリコンと呼ぶ訳も。
病院でテスラとそういう行為にまで発展した訳も、魔術やら事件のことは一切触れずに説明した。
結局、その場の雰囲気やらノリで美少女なら、ロリなら誰が誘惑してこうようとも断れなかったダメなロリコン―――――という答えを出してしまった。サイテーな男であった。
だから、ロリコンやら罵声を浴びさせ頭突きしたり騒いでは、店員に店から追い出されたんだけども。
「ごめんなさい、反省しています。今後は悔い改め青春を謳歌したいんです。だから、チャンスください。許してください」
「そんな上っ面の言葉を私に投げかけるなバカ!」
「うげーーーっ」
本日二回目の頭突きですよ。
「私が許すも許さないも、貴様をどうするかは店に入ってからよ。付いて来なさい」
「御意……」
あまり気乗りできないが、世間体とか気にしてられないからな。
どれだけ周りがオレをロリコンと呼ぼうが吹寄と友達でありたいから、大人しく……とある家電量販店に入っていく彼女の後に続いた。
いや、何故家電量販店か?という疑問もあるかもしれないが、ここがオレと吹寄のデートスポットだったり、暇さえあればよくここで電化製品を見て回ったりしている。
最早デートじゃないけどな。ただ強制的にお店へ連れてこられては学園都市製の健康グッズ物の試作やらの生贄になっているだけだけども。
「店長、緊急事態です! 例のバカップルがまた来店されました!!」
「またアイツらか!! よし、カサマツ、第一種戦闘配置に付け!! 奴らはまた閉店間際までココでイチャコラする気だぞ!!」
「了解です、店長!!」
「………」
なんかカサマツとかいう従業員とここの店長がアホなやり取りをしているが無視しておこう。
誰が吹寄とイチャコラするだ。やった瞬間におでこが飛んで来るんだぞ、恐ろしくてイチャイチャしたくねぇよ。
まぁ、そんなアホ共はほっといて……
吹寄の目的地は5階にある、マッサージ機グッズで占めているコーナーだった。
「やはり、アイツらはココに来たか!」
「目当てのグッズはやはり『肩モミぷるぷる君』ですかね? 彼女、おぱーい相当デッケーですし相当肩こってますよ、店長」
「うむ。しかし、私が推測するに、それだけじゃ今日は終わらないだろう。まさかと思うが『低周波ビット君』を装着させて『肩モミぷるぷる君』を彼氏にさせるつもりかもしれん」
「なん……だと……!?? いえ、なんですって!?? そんな、今日はダブルで攻めるつもりですか!! ダメです!! あまりに危険です!! おぱーいが爆裂しますよ絶対!!」
「あぁ、まだ予想の段階ではあるがロマンがそこには詰まっている! たまらんな!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ