暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0585話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と思うがな。シュウにしたって、ネオ・グランゾンを作り出すのには相当な時間が掛かっている筈なんだし。

「まぁ、それはともかくだ。具体的な改修内容というのを教えてくれ」

 シロガネは旗艦として使用するつもりだし、そして何よりもニーズヘッグは俺自身の乗機だ。さすがにどんな風に改修されるのかだけは知っておきたい。
 そんな俺の気持ちを理解したのだろう。まず、最初に口を開いたのはマリューだった。

「そうね。ならまずはシロガネについての改造を説明しておくわ。まず、一番大きな改造は動力炉でしょうね。ニーズヘッグを開発する上で得た重力関係の技術。それと、ネオ・グランゾンのパーツを解析する上で得るだろう技術。そしてレモンがこれまで蓄積してきた時流エンジンの技術。これらからブラックホールエンジンと、時流エンジンを複数個動力として平行使用する予定よ」
「……なるほど」

 まぁ、15m程度のニーズヘッグにトロニウム・エンジンを含めて3つも内蔵しているんだ。シロガネ程の大きさになれば当然動力炉を増やして出力をより上昇させるというのはある意味でも当然だろう。

「それと動力炉の増設にともなって、Eフィールドもこれまでよりも強固になると予想されているわね。他にもニーズヘッグを開発した技術を転用して、ミラージュコロイドとASRSの設置、NジャマーUの搭載を考えているわ。装甲に関しては、PS装甲とラミネート装甲のどちらを採用するかまだ選定中といったところね」
「……随分とニーズヘッグからのフィードバックが多いな」
「当然でしょう? 折角開発した技術なんですもの。使えるのなら十分に使わないと」

 マリューにしては、珍しく強気な笑みを浮かべる。それだけシロガネに対して愛着が湧いているということか。それにASRSはともかく、ミラージュコロイドとNジャマーに関しては元々SEED世界の技術だし、特にミラージュコロイドに関して言えばそもそもマリュー達が開発したブリッツで採用された技術だ。ノウハウを持っているだけに、マリューが自信を持つのも分かる。しかし……
 思わず苦笑を浮かべる俺の顔を見て、不思議そうな顔をしたレモンが口を開く。

「アクセル? どうしたの?」
「いや、ASRSにミラージュコロイド、さらには通信妨害をするためのNジャマーU。これってどう見てもトライロバイト級の後継艦に近いな、と思ってな。何だかんだ言いつつ、シャドウミラーの要求する戦艦は同じ物になるんだと思っただけだよ」
「……確かにね。そう言えば、そもそもトライロバイト級にしてもああいう性能になったのはアクセルが私に要求したからでしょう? そうなると、そもそもアクセルの嗜好の問題なんでしょうね。そして私達がそれに染まった、と」

 笑みを浮かべながらレモンが告げ、コーネリアとマリ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ