第二話 一騒動の後もまた一騒動
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ハルシオン学園に襲ってきた暴徒達はジルベールとキースによって鎮圧され、二人はカリーナ・アイテール、ユウリ・ラトアーヌに先導され職員室へと向かっていた。
キース「しかし二人でよくあそこまで耐えたな、まだ研究生だろ?」
カリーナ「はぁ?何言ってんの!あたしはアークスよ、もう現役なの!」
ユウリ「最近なったばかりだけどね」
カリーナ「余計な事言うんじゃないわよ!」
ユウリ「事実じゃん、何が悪いの?」
二人で喧嘩しそうな雰囲気になって来たので俺は
ジルベール「大声で騒ぐな…いつになろうがアークスであることには変わりはない」
この言葉に二人は喧嘩を止め、再び案内してくれた。
カリーナ「ここが職員室よ」
キース「そっか、ありがとな」
ジルベール「すまないな、案内までしてもらって」
二人が感謝の言葉を述べると
カリーナ「べ、別にあんたたちの為じゃないからね頼まれたから案内しただけよ」
とカリーナは顔を赤くして言い放った
ユウリ「ごめんなさい、カリーナちゃん素直じゃなくてつい意地張っちゃうんです」
とユウリが謝罪してきたが
ジルベール「ああ、いいよ」
カリーナ「んじゃ、あたしはもう行くね」
ユウリ「できれば同じクラスになると良いですね」
そう言って二人は歩いて行った…
職員室で副担任の先生に会った、眼鏡をかけてて、いかにドジっ子という言葉が似合いそうな雰囲気であった。
「ナハト君とイクリプス君ね、私はセシル・エアです。第二学年B組の副担任をしています」
キース「副担任?担任はいねえのか?」
セシル「はい、担任は現在職員会議中でして、後から来るそうです」
ジルベール「そうですか、ところで先生もアークスなんですか?」
俺がそう聞くと
セシル「はい一応…少し前にここの校長からスカウトを受けまして…」
キース「教員にスカウト制度なんてあるんだ」
ジルベール「らしいな」
そう話していると第二学年B組の看板がある教室へと着いた
セシル「お二人はここで待っていて下さいね」
と言いつつ、中に入って行った
それからしばらくしてセシル先生の声がして
セシル「ナハト君、イクリプス君、どうぞ」
俺とキースは教室の中に入った
…
………
…………………
ジルベール「おいキース…」
キース「お、おう…」
俺とキースは非常に困惑している
何故なら…
ジルベール「キース、お前から見て男子はいるか?」
そうキースに確認すると
キース「いや…いない…な」
やっぱり…
ジルベール「この学校は共学なんだよな…」
キース「あ
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